レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年2月12日
- 登録日時
- 2017/03/29 00:30
- 更新日時
- 2022/03/02 09:56
- 管理番号
- 県立長野-14-156
- 質問
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長野県上高井郡高甫(たかほ)村の『高甫村誌』を書いた中沢善政氏について、肩書(簡単なもので可)、および生没年月日を知りたい。
- 回答
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『高甫村誌』の編者である「中沢善政」と同名の人物は、以下の資料の高甫村長などの欄に記載があり、記載頁と内容は以下のとおり。
『須坂市人物誌』須坂市人物誌編集委員会編 須坂市 1966 [N214/31]
p.376 昭和12年5月-16年5月 高甫村村長
昭和11年4月-12年5月 同村助役
昭和 9年4月-12年4月 同村収入役(兼務)
p.379 昭和30年2月 須坂市議会議員選出
p.380 昭和34年2月 同上
p.389 昭和17年(月は不記載)高甫村議会議員
p.395 昭和26年7月、29年7月 同村農業(農地)委員会委員長
p.399 昭和17年5月-21年11月 同村学務委員
p.423 昭和39年 須坂市野辺町(旧高甫村)区長
p.512 「須坂市人物誌編集委員会の構成」の中に、6人の副会長の1人として記載あり。
高甫村長などを務めた中沢善政氏の生没年月日は、以下の資料に記載あり。
『野辺町区誌 椚原荘から一千年』野辺町区誌編纂委員会編・刊 1998 [N214/86]
第13章 人物 p.868 「中沢善政」生年 明治34年(1901)5月25日
没年 昭和52年(1977)3月 7日
生年については『信毎年鑑 1959年版』信濃毎日新聞社編・刊 1958 [N059/2/'59] p.501と『信毎年鑑 1962年版』信濃毎日新聞社編・刊 1961 [N059/2/'62] p.579にも記事があり、1959年版には明治35、1962年版には明治34と記載があるが(月日は不記載)、野辺町は中沢が区長をつとめた地であることから『野辺町区誌』の記載内容を紹介し回答とする。
- 回答プロセス
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1. 『高甫村誌』をみる。中沢善政氏は編者とあり、履歴等の記述はなし。「序」には高甫村は昭和30年に須坂市に合併したとの記述あり。
2. 『須坂市人物誌』をみる。高甫村村長や須坂市会議員の欄に記載がある。高甫村村長の履歴があることから、『高甫村誌』の編者と同一と判断したが、生没年は記載なし。この時点で調査に時間がかかると思い、一旦『須坂市人物誌』の記述により履歴については回答し、生没年の調査は追って回答することを連絡。
3. 『長野県の自治を担う人々』p.73、『長野県の選挙』p.376-377に須坂市の市会議員として履歴があり、年齢の記載もあるが生年は記載なし。
4. 市会議員時代の『信毎年鑑』の1959年版と1962年版の人名録をみる。中沢氏の名があり生年の記述があるが、両年の記述に異同あり。
5. 『須坂市人物誌』p.423に「須坂市野辺町(旧高甫村)区長」とあることから野辺町の資料を探す。『野辺町区誌』に1頁にわたって中沢氏の記載があり生没年月日もあり。『信毎年鑑』の記述の違いも併記し、これを紹介。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
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中沢 善政/編 , 中沢 善政. 高甫村誌. 高甫村誌編纂委員会, 1960-00.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059162365-00 ([N214/17]) -
乙部 泉三郎/編 , 乙部 泉三郎 , 乙部 泉三郎. 長野県の自治を担う人々. 信越弘告社.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059088296-00 ([N280/49]) -
信濃毎日新聞社出版部/編 , 信濃毎日新聞社出版部. 長野県の選挙 : 明治-平成. 信濃毎日新聞社, 1991-00.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059318601-00 , ISBN 4784091068 ([N318/274]) -
野辺町区誌編纂委員会 編. 野辺町区誌 : 椚原荘から一千年. 野辺町区誌編纂委員会, 1998.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002747771-00 ([N214/86])
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中沢 善政/編 , 中沢 善政. 高甫村誌. 高甫村誌編纂委員会, 1960-00.
- キーワード
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- 中沢善政
- 高甫村
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000213147