以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『栃木県大百科事典』(栃木県大百科事典刊行会/編,発行 1980)
p.87 「大芦川」の項があります。流域面積、地理、歴史について記述があります。
・『鹿沼市史 地理編』(鹿沼市史編さん委員会/編 鹿沼市 2003)
p.95-96 「第Ⅰ章人びとの生活の舞台としての自然 第4節 陸水 f大芦川」の項があります。
なお、流域となる地域の歴史、地誌を調べるのであれば、地名辞典や郷土史が調査の取り掛かりとして有効です。以下の資料から、地名のいわれ等を確認しました。
・『角川日本地名大辞典 9 栃木県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1984)
p.680「にしおおあしむら 西大葦村 鹿沼」
・『日本歴史地名大系 9 栃木県の地名』(平凡社 1988)
p.488-489 「引田村 現 鹿沼市引田」、「下大久保村 現 鹿沼市下大久保」「上大久保村 現 上大久保」、「下草久村 現 鹿沼市草久」
・『鹿沼市史 前編』(鹿沼市史編さん委員会/編 鹿沼市役所 1968)
p.642 「大葦神社(下大久保) 由緒沿革」
・『栃木県神社誌』(栃木県神社庁/編,発行 2006)
p.415 「第一○章 鹿沼市 大葦神社」
このほか、調査の過程で、昭和54年3月から4月にかけ、下野新聞に全4回の連載で関連記事が掲載されていたことが分かりました。流域を追って自然や文化を紹介する内容で、新聞縮刷版でご覧いただけます。
・「大芦川 1」3月31日14面
・「大芦川 2」4月7日8面(見出「支流東大芦川 隠れた渓谷の美しさ 険しい山行きの目印に」)
・「大芦川 3」4月21日8面(見出「草久から引田 名馬の蹄跡や落人伝説 大麻産地も昔語りに」)
・「大芦川 4」4月28日12面(見出「引田から思川 都市部避け清流保つ 釣りファンに愛されて」)