レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年03月09日
- 登録日時
- 2021/12/11 14:38
- 更新日時
- 2021/12/11 14:38
- 管理番号
- 0000001992
- 質問
-
解決
(1)明治から昭和にかけて、福井県で勢力を拡大した政党や地方政党について調べています。どんな政党が存在し,どのような新聞や雑誌を発行していたのかわかる資料を教えてください。
(2)明治から昭和にかけて、福井県から朝鮮半島、また朝鮮半島から福井県に移住した人々を探しています。代表的な人物などがわかりましたら教えてください。また、彼らが発行した雑誌などがあれば、あわせて教えてください。
(3)上記に関する論文などがあれば教えてください。
- 回答
-
(1)『福井県史』通史編5、6をご確認ください。政党名や機関紙などが記載されています。
『福井県史』通史編5 近現代一
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/fukui/07/kenshi/tuushiindex.html
・第一章 近代福井の夜明け/第三節 自由民権運動のうねり
・第二章 日清・日露戦争と県民/第二節 政党・政派と選挙
・第四章 大正デモクラシーと県民/第三節 政党政治の展開
『福井県史』通史編6 近現代二
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/fukui/07/kenshi/tuushiindex.html
・第一章 昭和恐慌から準戦時体制へ/第一節 昭和初期の県政と行財政
(2)デジタルアーカイブ福井の人物文献検索で「朝鮮」と検索したところ、以下の人物が確認できました。
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/archive/da/jinsearch
・三上 一夫:旧朝鮮京城生まれ。
・則武 三雄:朝鮮京城(現ソウル)時代に『鴨緑江』を発刊。
・土肥 間平:朝鮮慶尚北道の道庁勤務。
・富久尾 湊:朝鮮総督府保険技師。
・神戸 正行:旧朝鮮咸興生まれ。
・藤井 彦蔵:帝国地方行政学会朝鮮本部長。
・藤田 稠夫:朝鮮銀行支配人代理。
・長野 幹:朝鮮総督府学務局長。
・高島 茂助:朝鮮補吉州公立農業学校長兼教諭。
下記資料にも朝鮮在住の人物が多数掲載されています。
若越県友社∥編『福井県人之精華』若越県友社, 1929.6【H280/Z3/1】:索引に所在情報の記載あり。(例:朝鮮)
※本書はデジタルアーカイブ福井で全文公開しています。下記URLからご確認ください。
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/archive/da/detail?data_id=011-1015530-1-p10
渡辺重∥編『県外在住福井県人史』福井県人協会, 1925.8【H280/H20/1】:目次に所在情報の記載あり。(p11-12「朝鮮之部」)
(3)論文検索データベースで関連文献がヒットしますので、ご自身でご確認ください。
下記はCiNii Articlesでの検索結果例です。
・「北陸自由新聞」→4件ヒット:池内啓「北陸自由新聞の私草憲法」など
・「朝鮮 福井県」→15件:三ツ井崇「1930年代福井県における朝鮮人社会の動向と朝鮮人融和/統制団体の設立」など
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 政党.政治結社 (315 8版)
- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000308806