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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-1998-102
事例作成日
(Creation date)
1999/03/11登録日時
(Registration date)
2007年02月07日 02時11分更新日時
(Last update)
2008年12月27日 09時44分
質問
(Question)
哲学者・ヘーゲルの以下の演説を探している。①ベルリン大学教授に就任した際の演説(1818.10.23) ②学長に就任した際の演説(1829)
回答
(Answer)
①「ベルリン大学における哲学教官就任にさいしての告辞(1818年)」は、『ヘーゲル全集 1 小論理学』(岩波書店 1996)所収。
②ベルリン大学総長就任演説「Rede beim Antritt des Rektorats」(1829.10.18)は、「Sa¨mtliche Werke 20」(「グロックナー版ヘーゲル全集 20」)に収録されていることが判明するが、邦訳は見あたらない。演説の概略は、『ヘーゲル』(ヴィートマン)『ヘーゲル伝』(アルトハウス)にあり。
回答プロセス
(Answering process)
①『個人著作集内容総覧 2』より、教授就任演説は、「ベルリン大学における哲学教授就任にさいしての告示(1818)」と判明する。これは『ヘーゲル全集 1』に収録されている。
②『ヘーゲル事典』の「ヘーゲル執筆年代表」より、大学総長就任演説は、「グロックナー版ヘーゲル全集 20」に収録されていることが判明するが、邦訳は見あたらない。なお、演説の概略は、評伝にこうある。「就任演説では、ヘーゲルは-当時の伝統的な形式と儀礼通り-学生達に大学の自由を正しく用いるよう訓し、その濫用と放縦とをいましめた。」(ヴィートマン著『ヘーゲル』)「10月18日の就任式でラテン語の就任演説を行ったヘーゲルは、大学における教える自由と学ぶ自由を賛美する自由の哲学者であったが、自由と法律がぶつかるところでは国家の御用学者であった。」(アルトハウス著『ヘーゲル伝』)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
ドイツ.オーストリア哲学  (134 9版)
ドイツ語  (044 9版)
ドイツ語  (840 9版)
参考資料
(Reference materials)
『ヘーゲル事典』(加藤尚武 弘文堂 1992)
『ヘーゲル全集 1 小論理学』(岩波書店 1996)
「Sa¨mtliche Werke 20」(「グロックナー版ヘーゲル全集 20」)
『ヘーゲル』(F.ヴィートマン 理想社 1982)
『ヘーゲル伝』(ホルスト・アルトハウス 法政大学出版局 1999)
キーワード
(Keywords)
Hegel Georg Wilhelm Friedrich(ヘーゲル ゲオルク ヴィルヘルム フリードリヒ)
講演録-演説
ドイツ-哲学
全集
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000033259解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決

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