レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年05月16日
- 登録日時
- 2022/03/23 16:27
- 更新日時
- 2022/07/29 14:35
- 管理番号
- 埼熊-2022-002
- 質問
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解決
埼玉県内の火起こし道具について、時代を問わず道具や習俗、儀式などが書かれている資料を見たい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
1 図書
『新編埼玉県史 別編 1 民俗』(埼玉県編 埼玉県 1988)
p170「囲炉裏の横には、火打ち道具(火打金、火打石、火口)、付け木、火箸(後略)」とあり。
p176-177「火起こし」
p271「食い初め」
「火打ち石のかけら(小川町上古寺)か小石をおかずに、赤子に一口、二口ご飯を食べさせるまねをする。」とあり。
『新編埼玉県史 別編 2 民俗』(埼玉県編 埼玉県 1986)
p161「食い初め」
「コメイシとは火打ち石になる白い石のこと(長瀞町本野上)だといい、そら豆大の真っ白な石のことである」とあり。
『幸手市史 考古資料編』(生涯学習課市史編さん室編 幸手市教育委員会 2002)
p207-253「千塚柴原遺跡」
p223「第87図 火鉢、焙烙・簪・火打石」あり。
p224「石英の火打石で、現存長は二センチメートル」と解説あり。
『越生の自然 越生町史自然史編』(越生町教育委員会編 越生町 2008)
p64「4 岩壁をつくる火打ち石」あり。
2 雑誌
大屋道則著「火打石小考」(『研究紀要[埼玉県埋蔵文化財調査事業団]22』p81-90 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2007.6)
平安時代、中世・近世の火打石についての記述あり。
関義則著「埼玉県内出土の火打金」(『埼玉考古 37』p117-138 埼玉考古学会 2002.3)
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈火おこし〉〈火鑽臼〉〈火鑽棒〉〈舞錐〉〈火打金〉〈火打石〉〈資料区分:埼玉和書〉で検索する。
2 『新編埼玉県史』を調べる。
3 《埼玉関係データベース》( https://www.lib.pref.saitama.jp/local/opac/search-detail.do?lang=ja 埼玉県立図書館)を〈火おこし〉〈火打石〉〈火打ち石〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2021年5月16日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 通過儀礼.冠婚葬祭 (385 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『新編埼玉県史 別編 1 民俗』(埼玉県編 埼玉県 1988)
- 『新編埼玉県史 別編 2 民俗』(埼玉県編 埼玉県 1986)
- 『幸手市史 考古資料編』(生涯学習課市史編さん室編 幸手市教育委員会 2002)
- 『越生の自然 越生町史自然史編』(越生町教育委員会編 越生町 2008)
- キーワード
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- 道具-歴史
- 通過儀礼-埼玉県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000313969