レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/6/7
- 登録日時
- 2015/09/02 00:30
- 更新日時
- 2015/09/11 15:02
- 管理番号
- 2013005
- 質問
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1970年または1980年の世界のコンテナ荷動き量を知りたい。現在のものと比較したい。特に中東の状況を知りたい。
現在のものは、「Shipping now, 日本の海運 2012-2013 データ編」の9ページ目にあった。
- 回答
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そのような資料は見当たらなかった。
環太平洋(日本、北米、オセアニア、極東、東南アジア)のみであれば、①に1980年のコンテナ荷動き量が掲載されている。
他に参考になりそうなデータとして、荷動き量ではなく、世界各港のコンテナ取扱量の統計がある。
②には、1976年版から毎年、”Container traffic of world ports”というタイトルで、各港のコンテナ取扱量のランキングが掲載されている。
質問者が現在の荷動き量を見た資料(③)の、10ページ目に出ているデータも、これを基にしたもの。
1976年版には1973年と1974年のランキングが掲載されており、毎号追っていくと、1973年以降これまでの毎年のランキングがわかる。
※②は2012年版を以て廃刊となったが、上記のコンテナ取扱量のランキングについては、雑誌「Containerisation international」の別冊である④に引き続き掲載されている。
中東の状況を特に知りたいとのことだが、②の1973年のランキング(115位まで掲載)には、中東の港は1つも出てこない。
⑤によると、ドバイ港にコンテナバースが用意されたのは1971年ということなので、1973年は、中東ではコンテナの取り扱いが始められたばかりで取扱量も少ないものと思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683 7版)
- 参考資料
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- ①「1980年代後半のコンテナ需要予測調査報告書」日本海上コンテナ協会 1985年 (M.521/N77)
- ②「Containerisation international yearbook」Informa 年刊 (RM.505/C86)
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③「Shipping now, 日本の海運 データ編」日本海事広報協会 年刊 (M.3210/Sh79)
最新版はインターネット上でも公開(http://www.jpmac.or.jp/relation/shipping.html) - ④「Containerisation international: top 100 container ports」Informa 年刊 (RM.505/C86)
- ⑤「中近東地域コンテナ輸送事情調査団 報告書」日本海上コンテナ協会 1978年 (M.521/N77)
- キーワード
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- コンテナ
- 海上輸送
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000179267