レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/04/09 02:11
- 更新日時
- 2016/12/15 11:06
- 管理番号
- 日進08S-117
- 質問
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大久保彦左衛門忠教の直筆の「三河物語」が見たいが、どこで所蔵しているか。
- 回答
-
資料によって回答が異なる。
『国宝・重要文化財総合目録 美術工芸品編 上巻』では、竹本泰一 東京都大田区山王3-33-16で、
『日本思想大系 26 三河物語 葉隠』と『国書総目録 第7巻』では、愛知県豊川市穂久邇文庫保管とあった。
- 回答プロセス
-
自館OPACで「三河物語」と検索する。1件ヒット。
『日本思想大系 26 三河物語 葉隠』(121/012/26)の「ニ、三河物語の伝本(一)自筆本の形態・内容およびその伝来のページ」より、
「重要文化財」「竹本泰一氏」「愛知県豊川市穂久邇文庫」というキーワードを得る。
次に『国書総目録 第7巻』(025/03/7)を見ると所蔵が「穂久邇」となっていた。
OPACで”重要文化財”で検索。
『国宝・重要文化財大全 第7巻』(709.2/028/7)には「東京 竹本泰一」と記載。
『国宝・重要文化財総合目録 美術工芸品編 上巻』(709.2/030/1)には「東京 竹本泰一」となっていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 7版)
- 芸術政策.文化財 (709 7版)
- 日本文学 (910 7版)
- 参考資料
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- 『日本思想大系 26 三河物語 葉隠』岩波書店/1974/(121/012/26) p.627,628
- 『国書総目録 第7巻』岩波書店/1990/(025/03/7) p.521
- 『国宝・重要文化財総合目録 美術工芸品編 上巻』国宝・重要文化財目録編纂会編/ぎょうせい/1999/(709.2/030/1) p.333,334
- キーワード
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- 大久保彦左衛門忠教
- 三河物語
- 重要文化財
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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2015/10/13国立国会図書館レファレンス協同データベース事業サポーター様より下記の情報を頂きました(2015/10/16)
文化遺産オンライン http://bunka.nii.ac.jp/
文化遺産データベース
http://bunka.nii.ac.jp/db/
三河物語〈上中下/自筆本〉みかわものがたり
江戸
3冊
重文指定年月日:19740608
音羽産業株式会社
国宝・重要文化財(美術品)
三河物語は大久保彦左衛門忠教【ただたか】がその晩年徳川氏の来歴と家康の一代を大久保氏一族の勲功と自己の武功を中心として子孫のために書き残したものであり、その内容はいわば家康一代記ともいうべき形式をとっている。本書は近世初期の武士の生活と思想、ことに三河武士団の姿を伝え、かつ当時の語法等を詳細に示して文学史上にも重要であって、現存唯一の著者自筆本として注目される。
http://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/133924
国指定文化財等データベース (文化庁)
http://www.bunka.go.jp/bsys/
名称: 三河物語〈上中下/自筆本〉
ふりがな: みかわものがたり
員数: 3冊
種別: 書跡・典籍
国: 日本
時代: 江戸
指定番号(登録番号): 02302
枝番: 00
国宝・重文区分: 重要文化財
重文指定年月日: 1974.06.08(昭和49.06.08)
所在都道府県: 愛知県
所有者名: 音羽産業株式会社
解説文: 三河物語は大久保彦左衛門忠教【ただたか】がその晩年徳川氏の来歴と家康の一代を
大久保氏一族の勲功と自己の武功を中心として子孫のために書き残したものであり、
その内容はいわば家康一代記ともいうべき形式をとっている。
本書は近世初期の武士の生活と思想、ことに三河武士団の姿を伝え、かつ当時の語法等を詳細に
示して文学史上にも重要であって、現存唯一の著者自筆本として注目される。
http://www.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp?register_id=201&item_id=8792
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000053770