レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年5月25日
- 登録日時
- 2007/05/24 11:21
- 更新日時
- 2007/11/21 10:34
- 管理番号
- 国士19004
- 質問
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解決
太平洋戦争終戦の時、日本海軍の艦艇の状況はどうなっていたでしょうか。
- 回答
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日本海軍は太平洋戦争開戦時と戦中建造を合わせて、戦艦は大和型を頂点とした12隻に始まり、航空母艦25隻など総計600隻を超える艦艇を保有していました。しかし昭和20年8月15日の終戦時には、小艦艇を中心に168隻を残すのみになっていました。
その多くも損傷しており無傷で稼働可能なものは、大型艦では空母鳳翔など数隻に激減していました。
詳細については本学図書館に関連書籍が1册所蔵のみだったので、取りあえず紹介。その他の書誌、論文等は情報のみを伝える。その後Book plus にて 「終戦」「艦艇」で検索したデータより所蔵資料 池川信次郎.戦時艦船喪失史.東京,元就出版社,2004.にも一覧があることがわかり追加紹介しました。
- 回答プロセス
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雑誌「丸」編集部編.潜水艦作戦・終戦時の帝国艦艇.(光人社NF文庫写真太平洋戦争10巻).東京,光人社,1995.の所蔵があり、p.133-254.が該当箇所であった。Magzine plus で「終戦」「艦艇」または「艦船」「艦隊」で検索すると3件。
Book plus の検索「終戦」「艦艇」では重複も含め12册hitしたが該当する物は2册(後日内容確認)、「残存」「艦艇」では1册(同じく内容確認) またそのhit データの著者をキーにBook Plus および国会図書館opacにて洋書を含め再検索。結果国会図書館opacより関連の洋書1冊(福井氏編)がhitした。
「世界の艦船」誌については初期の出版冊子の記事検索の手段が無く、創刊号より実物に当たり該当の記事を発見。
- 事前調査事項
- NDC
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- 海軍 (397 9版)
- 参考資料
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- 福井静夫.終戦と帝国艦艇.東京,出版協同社,1961,224p,(昭和軍艦概史3).
- 木俣滋郎.写真と図による残存帝国艦艇.東京,図書出版社,1972,503p.
- 終戦時の帝国艦艇.丸スペシャル.111,1986,1-88.
- Fukui, Shizuo.,ed. Japanese Naval Vessels at the End of World War II. London,Greenhill Books,1992,172p.(ISBN 1853674258)
- 雑誌「丸」編集部編.潜水艦作戦・終戦時の帝国艦艇(写真太平洋戦争.10巻).東京,光人社,1995,p.133-254. (本学所蔵)
- 福井静夫.戦後のわが海軍(1) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.5,1958,44-50.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(2) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.6,1958,60-67.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(3) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.7,1958,68-72.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(4) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.8,1958,69-75.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(5) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.9,1958,54-59.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(6) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.10,1958,66-73.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(7) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.11,1958,56-63.
- 福井静夫.戦後のわが海軍(8) 終戦時残存艦艇とその帰趨.世界の艦船.12,1958,36-43.
- 特集:終戦と連合艦隊 日本海軍の総決算.丸.53(9),2000,70-105.
- 瀬名堯彦.かくて帝国海軍残存艦艇は消え去った(特集 日本海軍の総決算--終戦と連合艦隊).丸.53(9),102-105.
- 多賀一史.連合艦隊の終戦 日本海軍残存艦艇の命運(特集 大日本帝国最期の日).月刊歴史と旅.26(15).1999,146-151.
- 池川信次郎.戦時艦船喪失史.東京,元就出版社,2004,495p. (本学所蔵)
- キーワード
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- 海軍
- 艦艇
- 終戦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000035067