レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年12月07日
- 登録日時
- 2020/12/07 20:15
- 更新日時
- 2020/12/24 13:19
- 管理番号
- 20201207-6
- 質問
-
ドイツの教育学者であるツィラー(Ziller, Tuiskon;1817.12.22~82.4.20)の書いた日本語の本を探している
- 回答
-
以下の資料がみつかった。ツィラーに関する資料はみつかったが、日本語に翻訳された著書は確認できなかった。
<参考図書>
城戸幡太郎[ほか]編『教育学辞典』.第3巻;ス-ヒ 復刻版. 岩波書店 , 1983.2
本館請求記号:370.3 - Ky4 - 3
p.1632-1633 ツィラー
生涯、教育説、影響、著書について記載がある。
「ドイツの教育学者、ヘルベルト派の驍将。」
「ツィラーはヘルベルト諸派中、ツィラー・ライン派の始祖」
<コトバンク>
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 五段階教授法(読み)ゴダンカイキョウジュホウ
「19世紀後半のドイツで、ヘルバルト派に属する人々によって主張された教授過程論。ヘルバルトは、教授の一般的段階として「明瞭(めいりょう)」「連合」「系統」「方法」の4段階を示したが、ヘルバルト派のツィラーTuiskon Ziller(1817―82)は明瞭を二つに分け、「分析」「総合」「連合」「系統」「方法」の5段階とした。」
<図書>
CiNii Booksの検索結果 著者名 Ziller, Tuiskon で検索
https://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=true&count=100&sortorder=3&type=0&author=Ziller%2C+Tuiskon&update_keep=true (2020/12/17 確認)
※単著として、ツィラーの翻訳書はヒットしない。
稲垣忠彦『明治教授理論史研究 : 公教育教授定型の形成』増補版.評論社 , 1995.6
本館請求記号:372.1 - I52
NDLデジタルコレクションでの検索で、ツィラー、五段教授法について検索し、複数の図書がヒットした。
http://dl.ndl.go.jp/search/searchResult?featureCode=all&searchWord=%E4%BA%94%E6%AE%B5%E6%95%99%E6%8E%88%E6%B3%95&viewRestricted=0&viewRestricted=2 (2020/12/17 確認)
山極真衛『新教授形態論 : 学習指導の形式』明治図書, 1948 ( 国立国会図書館/図書館送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2389416 (2020/12/17 確認)
目次:一、 ヘルバルト派まで コメニウス ペスタロツチ ヘルバルト ツイラー及びライン
※ツィラーが取り上げられている。
<雑誌記事・論文>
高谷, 亜由子「近代ドイツにおけるヘルバルト受容に関する一考察--ツィラーの教育学ゼミナールの特質」 教育学研究紀要 Volume: 47 Issue 1 (2001)
藤井浩樹「ドイツにおける現代中等化学教育成立過程の研究(5) : ドイツ数学・自然科学教育振興協会の誕生」日本理科教育学会全国大会要項. (47) 1997-08-01
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 教育学.教育思想 (371)
- 参考資料
- キーワード
-
- ツィラー
- Ziller, Tuiskon
- 教育学者
- 五段階教授法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000290383