レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年07月28日
- 登録日時
- 2022/11/18 18:37
- 更新日時
- 2022/12/19 16:34
- 管理番号
- 016-20221118-04
- 質問
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解決
以下3件の文献を探している
・ハラスメントに対するbystander interventionとは具体的にはどのような内容の取り組みなのか,どのような歴史的文脈のなかで始まった取り組みなのか等々,bystander interventionの概略を紹介している文献。
・ハラスメントに対するbystander interventionについて,人文・社会科学の観点から理論的・実証的に論じている文献(社会学を想定)。
・日本での取り組みを紹介している文献。
- 回答
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本学の統合検索システムWINEでの検索方法、大学契約データベース、フリーデータベースを利用した文献検索の方法を案内した。
- 回答プロセス
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1)WINEで探す
WINEの検索窓にキーワードを入力し、検索範囲を選択する。一般的に図書であれば、「所蔵資料と電子資料」を、論文であれば「論文・記事検索」を選択する。
キーワードは「bystander intervention」「harassment」「傍観者」「ハラスメント 取り組み(または対策)」などが考えられる。検索結果が多い場合は、検索結果一覧の左側にある絞り込み機能で、主題で限定をかけることをお勧めする。
「bystander intervention」「傍観者」という単語では、論文の方がより検索結果が多いようである。概要や歴史等を調べる場合は、「"bystander intervention" introductory」や「"bystander intervention" history」「"bystander intervention" outline」等の組み合わせで検索すると、より目的に沿った結果を得ることができる。「"bystander intervention" harassment」や「"bystander intervention" training (program)」「ハラスメント 取り組み 事例」等の単語を組み合わせることも有効である。
2)データベースで探す
今回の場合は、日本語より英語のデータベースの方が多くヒットする。
教育関係のデータベースERICや、ProQuest NewspapersやFactiva等で新聞記事を検索することも有用である。参考として早稲田大学リサーチNAVIも紹介。
○リサーチNAVI
https://www.waseda.jp/library/search_find/research-navi/
https://waseda-jp.libguides.com/research-navi/find_education/jp
https://waseda-jp.libguides.com/research-navi/find_news_articles/jp
3)そのほか
CiNii Books、CiNii Articles、NDL、Web of Scienceでは、検索結果は少ない。このような場合、Google検索、Wikipediaなどの情報も役に立つことがある。
このように日本ではまだ図書や論文としての数が少ない研究対象の場合、どうしても英語で書かれた論文や事例を主に扱うことになるかが、以下のような手がかりから、それに携わる研究者やその著作物等の学術情報を得る他に、直接問い合わせてみる方法もある。
一般社団法人CHABUjYO「同意・第三者介入ワークショップ」
https://chabujo.com/what-we-do/workshops/
コクヨ株式会社 WorMo'事務局「女性が安心して働き続けられる社会へ」
https://www.wormo.net/topics/interview/188/
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000324290