レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年04月06日
- 登録日時
- 2009/06/24 10:42
- 更新日時
- 2009/06/24 10:50
- 管理番号
- H21-2
- 質問
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解決
新潟師範学校(明治7年設置)の第1回~第3回卒業生の人数、出身、赴任先が知りたい
- 回答
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『文部省年報』によると、官立師範学校は全国を7つの学区に分けられ、新潟は第六大学区(新潟・長野・山形)であったことがわかる。
『文部省年報』に師範学校卒業生の統計あり。(累積か)
明治8年:17 , 明治9年:45 , 明治10年:158
『新潟第一師範七十年史』(官立師範学校時代)に以下の記載あり。
p.21 「… 当時師範学校の生徒は富山・石川・長野・群馬・福島・山形の諸県から来ていたようであるから、…」
p.29 「奉職は県内が四分県外が六分位の割合で、 …」
『新潟第一師範七十年史』、『文部省年報』とも、卒業生出身地・赴任先の統計は掲載されておらず。
『南魚沼郡志』によると、学制発布以来小学校教員の確保が難しかったが、次第に師範学校卒業者が郷里へ赴任し教員が充足されたとの記述がある。
- 回答プロセス
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公刊された資料での調査を検討。
『文部省年報』で統計を見ると、師範学校卒業生の人数の掲載あり。
出身地・赴任先の統計は、『新潟県教育百年史』明治編、『新潟縣教育史』、『新潟第一師範七十年史』とも掲載なし。わずかに『新潟第一師範七十年史』の卒業生の回想文中に記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育史.事情 (372 8版)
- 参考資料
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- 新潟第一師範学校. 『新潟第一師範七十年史』. 第一書房 , 1983(昭和18年刊の復刻)
- 中野城水. 『新潟県教育史』上,下. 新潟県教育史刊行會, 1951
- 『文部省年報』第2年(明治7年)~第5年(明治10年)
- 南魚沼郡教育会. 『南魚沼郡志』. 南魚沼郡町村会 , 1970(大正9年刊の復刻)
- キーワード
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- 新潟師範学校
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000055965