レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/5/3
- 登録日時
- 2018/07/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000643
- 質問
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解決
【東京オリンピックの聖火リレーについて】 昭和39年の東京オリンピックの聖火リレーで、ランナーが石川県内を通ったルートを知りたいが、ルートの書かれた地図などはあるか。
- 回答
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聖火ランナーは昭和39年9月30日から10月1日にかけて県内を通過している。
地図にルートを明示したものは確認されていないが、新聞記事の情報が詳細なものであると思われる。
『北國新聞』昭和39年9月30日号~10月1日号に、ランナーの通過場所と通過予定時刻が記されている。
(加賀市)福井県境牛ノ谷峠(11:35)→熊坂保線区事務所(11:44)→三巴商事KK(11:53)→熊坂第2切り通入口(12:00)→大同KKチエン(12:08)→変電所陸橋(12:16)→黒瀬交差点(12:24)→中代バス停(12:32)→西島バス停(12:43)→桑原バス停(12:52)→モーテル北陸(13:00)→加賀瓦協組(13:07)→(これより小松市)北陸建材KK(13:16)→矢田野バス停(13:23)→粟津駅前(13:32)→矢崎バス停(13:41)→今江バス停(13:51)→松陽中学(13:59)→北陸交通(14:06)→小松砂業検問所(14:14)→平面バス停(14:23)→(これより寺井町)加賀園芸場(14:32)→寺井バス停(14:41)→平島商事(14:50)→(これより川北村)粟生駐在所(14:58)→手取川粟生大橋北側(15:05)→(これより松任町)木呂場(15:13)→源兵島(15:22)→北野石油(15:31)→荒屋バス停(15:39)→天狗茶屋(15:47)→松任町村井町(15:56)→石川農連協(16:04)→石川自動車学校(16:12)→(これより野々市町)三昌工業KK(16:21)→野々市町ヤクルト(16:29)→新道野々市(16:36)→(これより金沢市)西川タイヤ(16:44)→有松天狗中田(16:52)→野町広小路金信前(17:01)→石川門(9/30ここまで、県庁で一泊)
県庁前初(8:35)→南町、野村証券(8:42)→浅野川大橋(8:50)→山ノ上町派出所(8:58)→小坂町(9:05)→北鉄柳橋車庫(9:14)→森本駅前(9:22)→観音荘入口(9:30)→小幡バス停(9:40)→(これより津幡町)金沢・津幡境界(9:50)→津幡駅裏(国鉄)(10:00)→新津幡(10:09)→偕楽橋(10:19)→富田西口バス停(10:29)→寺尾谷農協(10:38)→刈安ガード(10:46)→九折大曲(10:53)→富山県境(11:00)
当時の地図に落とし込めばおおよそのルートを辿ることは可能。通過場所より、当時の国道8号線に沿って走ったものと推察される(現在は旧道になっている区間も多い)。
国内の全体のおおまかなルートは、『第18回オリンピック競技大会 公式報告書 下』(129426180)p.253~255に記されている。県内のリレー距離は1日目50.9km(40区間)、2日目22.6km(17区間)、計73.5km(57区間)となっている。ただし、詳細なルートまでは読み取れない。
なお、リレーの記事は『北國新聞に見るふるさと110年 下巻』(118396252)p.67や『新聞で見る75年史 北国新聞創刊75年記念「縮刷版」 昭和後編』(109207490)p.723にも収録されているが、上記の詳細な通過場所の記載部分は収録されていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000239670