レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2013/04/02 14:14
- 更新日時
- 2013/06/22 17:22
- 管理番号
- 高岡20130019
- 質問
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解決
戸出町に今もあるというコウヤマキについて興味があり実物も見たい。また、川合家が何代まであったのか知りたい。
- 回答
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コウヤマキは漢字で「高野槇」と書き、高野山に多く産するスギ科の高木である。昭和58年高岡市が保存樹として指定した木である。戸出野開きの御印を受けた二代目川合又右衛門が、藩主利家を弔うために高野山に参詣した折、高野槇の苗を貰い自分の庭に植えたと言い伝えられている。現存していて県内で一番大きいものは、推定樹齢350年、幹回り4メートル、高さは18メートルある。この木を粗末に扱うとタタリがあるという言い伝えがある。この木は、中野与七さん方の裏庭にある。中野さんは、小さな鳥居を建て、毎年4月29日に山海の珍味を供え、この木にお経をあげ、木のお祭りをして川合家伝来のしきたりを続けている。昭和38年に十四代当主の川合おおしさんが亡くなって家は絶えた。今は名残の高野槇となってしまった。
参考文献は、『戸出町史』、『富山大百科事典』、『地域教材資料集戸出西部』、『広辞苑』、『越中の人物』、『高岡戸出だより』である。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『戸出町史』、『富山大百科事典』、『地域教材資料集戸出西部』、『広辞苑』、『越中の人物』、『高岡戸出だより』
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000129982