レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/02/03
- 登録日時
- 2019/03/17 00:30
- 更新日時
- 2019/03/17 00:30
- 管理番号
- 200787
- 質問
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解決
新しい元号に変わるが、今まで同じ元号は無かったのか。また、どのように決まるのか知りたい。
- 回答
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日本では、大化から平成まで、全部で247の元号が使われてきたが、重複するものはひとつもない。
元号を変えることを改元という。明治以前では、勘申(かんじん)(朝廷から諮問を依頼された学者などが、過去の文献などを調べ、吉兆の漢字を組み合わせ、その時代にあった候補を考案し、報告すること)が行なわれた。
明治、大正、昭和の改元は、「旧皇室典範」(皇位継承順位など皇室に関する制度・構成等について規定)と「登極令(とうぎょくれい)」(践祚の式、元号制定、即位礼などについて定めた皇室令)に則って行なわれた。
平成は、1979(昭和54)年国会において制定された「元号法」によって決められた。「元号法」では、内閣総理大臣から要請を受けた学者たちがそれぞれ2~5ほどの候補を挙げ、内閣官房長官を中心に検討。一つにしぼった候補を宮内庁を通じてあらかじめ天皇に報告。その後政令を定める閣議を開き、最終的な候補から新元号を決定。天皇が政令に署名後、国民に発表される。
- 回答プロセス
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- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 天皇と元号の大研究
- 日本の元号
- 元号
- キーワード
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- 元号
- 平成
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000253190