レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/07/29
- 登録日時
- 2021/02/25 00:30
- 更新日時
- 2021/02/25 11:44
- 管理番号
- 所沢富岡-2020-011
- 質問
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解決
将棋の駒で「王」と「玉」の違いについて知りたい。
- 回答
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「王と玉は同じですが、王と玉が1枚ずつあるばあいは、強い人や目上の人が王を使うことになっています。」(『羽生善治の将棋入門』 羽生善治/著 河出書房新社 2015年より抜粋)とあります。
以下の資料に記載があります。
〇『羽生善治の将棋入門』 羽生善治/著 河出書房新社 2015年
〇『女性のための将棋の教科書』 上田初美/監修 滋慶出版/土屋書店 2012年
〇『将棋番組が10倍楽しくなる本』 アライコウ/著 ビジネス教育出版社 2019年
〇『羽生善治の将棋辞典』 羽生善治/著 河出書房新社 2018年
〇『なぜ?で始める将棋の基本』 佐藤友康/著 主婦の友社 2018年
〇『日本将棋用語事典』 森内俊之/ほか編集委員 東京堂出版 2004年
〇『将棋文化史』 山本亨介/著 筑摩書房 1980年
〇『楽しく覚えよう!将棋ビギナーズガイド 1』 羽生善治/著 日本将棋連盟 2017年
〇『おもしろいほどよくわかる羽生善治の将棋入門』 羽生善治/監修 主婦の友社 2017年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『羽生善治の将棋入門』 羽生善治/著 河出書房新社 2015年
p.20 「駒の裏表」の項目に、以下の記載あり。
「(前略)王と玉は同じですが、王と玉が1枚ずつあるばあいは、強い人や目上の人が王を使うことになっています。」
〇『女性のための将棋の教科書』 上田初美/監修 滋慶出版/土屋書店 2012年
p.23 「玉将と王将の違いって?」の項目に記載あり。
2.追加調査事項
〇『将棋番組が10倍楽しくなる本』 アライコウ/著 ビジネス教育出版社 2019年
p.50-51 「Ⅰ-23 王将と玉将の違いって?」の項目に記載あり。
〇『羽生善治の将棋辞典』 羽生善治/著 河出書房新社 2018年
p.174-175 「おうしょう 王将 ぎょくしょう 玉将」の項目に記載あり。
〇『なぜ?で始める将棋の基本』 佐藤友康/著 主婦の友社 2018年
p.26-27 「「王将」じゃなくて「玉将」って何?」の項目に記載あり。
×『教養としての将棋』 梅原猛/著 講談社 2019年
×『将棋の世界』 大内延介/著 角川書店 1993年
×『将棋の来た道』 大内延介/著 小学館 1998年
×『日本文化としての将棋』 尾本惠市/編著 三元社 2002年
×『将棋400年史』 野間俊克/著 マイナビ出版 2019年
×『 「観る将」もわかる将棋用語ガイド』 青野照市/著 創元社 2018年
3.本館による追加調査
〇『日本将棋用語事典』 森内俊之/ほか編集委員 東京堂出版 2004年
p.26-27 「王将 おうしょう」の項に、以下の記載あり。
「(前略)ひと組の将棋の駒には王将と玉将が一枚ずつあり、上手が王将を、下手が玉将を持って指すのが慣例となっている。」
p.56 「玉将 ぎょくしょう」の項に、以下の記載あり。
「(前略)昔は王はなく、二つとも玉(双玉)で、それがいつの頃からか点が取れて、片方だけ王になったという説が有力だ。(後略)」
〇『将棋文化史』 山本亨介/著 筑摩書房 1980年
p.139-143 「三 王将と玉将」の項に、以下の記載あり。
p.141「初代宗桂このかた四代宗桂までは、献上図式は両方とも「玉」の字を用いた。五代宗桂の代からは、紛らわしいという理由で一方を「玉」として、他方を「王」と書く習慣がはじまったという。(後略)」
p.142「(前略)天に二日なしという考え方から、一方を王、他を玉と書き分けるようにしたもので、王将説の根本思想である。(後略)」
〇『楽しく覚えよう!将棋ビギナーズガイド 1』 羽生善治/著 日本将棋連盟 2017年
p.13 「玉将/王将」の項に記載あり。
〇『おもしろいほどよくわかる羽生善治の将棋入門』 羽生善治/監修 主婦の友社 2017年
p.16-17 「始めるときの駒のおき方」の項に、以下の記載あり。
p.16「(前略)先生や目上の人が駒箱から駒を盤の上に出し、「王将」をおきます。王将がおかれたのを見て、生徒や年下の人が「玉将」をおくのです。(後略)」
- 事前調査事項
- NDC
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- 将棋 (796 9版)
- 参考資料
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- 羽生善治の将棋入門 羽生善治/著 河出書房新社 2015.9 796 978-4-309-27640-3
- 女性のための将棋の教科書 上田初美/監修 滋慶出版/土屋書店 2012.8 796 978-4-8069-1271-2
- 将棋番組が10倍楽しくなる本 アライコウ/著 ビジネス教育出版社 2019.6 796 978-4-8283-0739-8
- 羽生善治の将棋辞典 羽生善治/著 河出書房新社 2018.1 796 978-4-309-27922-0
- なぜ?で始める将棋の基本 佐藤友康/著 主婦の友社 2018.8 796 978-4-07-431770-7
- 日本将棋用語事典 森内俊之/[ほか]編集委員 東京堂出版 2004.12 796.033 4-490-10660-2
- 将棋文化史 山本亨介/著 筑摩書房 1980.12 796.02
- 楽しく覚えよう!将棋ビギナーズガイド 1 羽生善治/著 日本将棋連盟 2017.11 796 978-4-8399-6487-0
- おもしろいほどよくわかる羽生善治の将棋入門 羽生善治/監修 主婦の友社 2017.6 796 978-4-07-424036-4
- キーワード
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- 将棋
- 玉将
- 王将
- 王
- 玉
- 駒
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000294138