レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2020/04/22 14:26
- 更新日時
- 2020/12/25 17:18
- 管理番号
- 中央20190721-1
- 質問
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ここ30年で禁煙・分煙が劇的に進んだ印象があります。この現象について考察した資料はありますか。推進した方の著作やインタビュー記事などもあればほしい。
- 回答
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禁煙・分煙が進んだ背景には、下記のような流れがあったようです。
<国際的な動向>
・H17 たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約
<国内の動向>
・H14 健康増進法
・H15 受動喫煙防止対策について 厚生労働省健康局長通知
・H28 喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書 厚生労働省
たばこを取り巻く状況の変化は、下記資料を見ることができます。
<喫煙の状況>
・『国民健康・栄養の現状 : 平成28年厚生労働省国民健康・栄養調査報告より』(医薬基盤・健康・栄養研究所 監修/第一出版/2018.1)
→p.51「国民健康・栄養調査報告」に基づき、喫煙者数の変化、禁煙意思の有無、受動喫煙の状況等のグラフが記載されています。
・『医療・医療経営統計データ集 2019-2020』(廣瀬輝夫 監修/三冬社/2018.10)
→p.259「2017年日本の医療に関する世論調査(第二版)」に基づき、受動喫煙についての考え、飲食店における受動喫煙対策についての考え等のグラフが記載されています。
考察した資料や推進した方のコメントについて、参考になりそうな資料を紹介します。
・『分煙社会のススメ。』(山田稔 著/光文社/2014.12)
→6人の識者へのインタビュー対談を交えて、「多様性を認める社会」に向けての提言を紹介しています。
・『ニュース年鑑 2018』(池上 彰/監修/ポプラ社/2018.2)
→p.100 WHOのたばこに関する報告書と日本に対する発言がまとめられています。
新聞記事
・「朝日新聞」
→2017年4月8日 p.7 WHOダグラス・ベッチャー氏の日本に対するコメントが記載されています。
2017年4月17日 p.10 それを受けての社説が記載されています。
2017年4月2日9日16日 受動喫煙に関するフォーラムが連載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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医薬基盤・健康・栄養研究所 監修 , 医薬基盤健康栄養研究所. 国民健康・栄養の現状 = The National Health and Nutrition Survey Japan : 平成28年厚生労働省国民健康・栄養調査報告より [平成28年] 概要版. 第一出版, 2018.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028939903-00 , ISBN 9784804113784 -
廣瀬輝夫 監修 , 広瀬, 輝夫, 1926-. 医療・医療経営統計データ集 = Statistical Data of Medical and Healthcare Management 2019-2020. 三冬社, 2018.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029237729-00 , ISBN 9784865630428 -
山田稔 著 , 山田, 稔, 1960-. 分煙社会のススメ。 : 人を排除しない、多様性のある社会を目指して. 光文社, 2014.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025938938-00 , ISBN 9784334978051 -
池上 彰/監修 , 池上‖彰. ニュース年鑑 2018. ポプラ社, 2018.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I082808039-00 , ISBN 9784591157060
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医薬基盤・健康・栄養研究所 監修 , 医薬基盤健康栄養研究所. 国民健康・栄養の現状 = The National Health and Nutrition Survey Japan : 平成28年厚生労働省国民健康・栄養調査報告より [平成28年] 概要版. 第一出版, 2018.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000280884