レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/05/06
- 登録日時
- 2018/05/09 17:04
- 更新日時
- 2018/06/13 18:46
- 管理番号
- 1442
- 質問
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解決
安城神社ができた経緯について知りたい.
靖国神社から分霊を行って作られた理由は?
- 回答
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≪経緯、分霊について≫
*『愛知県神社名鑑』(A/170/アイ)⇒P438「安城町の関係者で国家公共のために特に功績を挙げた人々の遺訓を敬仰し後世悠久に亘りその遺徳を偲び奉らんと町内の住民の切なる願望により昭和5年4月1日、社地を選び社殿を造営し神社創建した。」と記載有り。
*『新編 安城市史3 通史編近代』(A234.5/アン/A)⇒P583「郷土への帰還と慰霊」の文中より「無事の除隊は国家や天皇のために命を捨てることを強制された時代にあっても、やはり祝賀すべきことであった。帰還した兵士はすべて在郷軍人会に入り、今度は銃後で軍隊を支えることになった。そして多くの兵士たちが遺骨となって無言の帰還をした。…(略)…そしてその霊魂は靖国神社に神として祀られる。安城町には昭和14年8月に靖国神社から分霊をうけて護国神社(現安城神社)が創建された。」と記載有り。
- 回答プロセス
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①郷土資料の棚ブラウジング
『愛知県神社名鑑』(A/170/アイ)
『新編 安城市史3 通史編近代』(A234.5/アン/A)P583~「郷土への帰還と慰霊』→「郷土への帰還と慰霊」の中に安城神社の記載あり
『安城市史 本文編』1971年発行 (A234.5/アン/A)P1055~「慰霊への道」→安城神社の記載はなし。安城市の慰霊に関しての記述はある。
②戦没者名簿の前書き、あとがきに安城神社についての情報がないか確認
『いしずえ』(A390/アン/A)→前書きのところに「安城神社」の記載あり→郷土の神社の戦没者を祀る記述あり。
③インターネット検索
キーワード「安城神社」→境内にある石碑(由緒書)に経緯の情報があると記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 新編 安城市史3 通史編 近代 / 編集、安城市史編集委員会 / 発行、安城市 / 発行日、平成20年3月31日(A234.5/アン/A)
- 安城市史 本文編 / 編集、安城市史編さん委員会 / 発行、愛知県安城市役所 / 発行日、1971年2月1日(A234.5/アン/A)
- いしずえ 平和えの祈りをこめて / 編集、安城市遺族連合会 / 出版、安城市遺族連合会 / 発行日、1983年10月 (A390/アン/A)
- 愛知県神社名鑑 / 編集、愛知県神社庁 / 出版社、名古屋愛知県神社庁 / 発行日、1992年 (A/170/アイ)
- キーワード
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- 安城
- 安城神社
- 郷土
- 靖国神社
- 分霊
- 他
- 一般書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000235494