レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/04/28
- 登録日時
- 2018/03/30 00:30
- 更新日時
- 2018/03/30 10:30
- 管理番号
- 町田-185
- 質問
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解決
戦車道路・尾根緑道の歴史・由来などを知りたい。
- 回答
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所蔵の資料には以下のものがある。
・M10-C1『町田市史 下巻』p.933-935
昭和18年につくられた。
相模原の陸軍造兵厰で組み立てを終わった戦車の性能テスト、また陸軍兵器学校学生の操縦訓練用として、軍が設計して土地買収し車両の試行道路を完成させた。
もっとも戦時中「戦車道路」の試行運転はあまり行われなかった。
戦後、防衛庁の技術研究本部第4研究所が年に数回走行テストを行った。などの記述あり。
・M10-C1『町田の歴史をさぐる』p.226 巻末に地図あり。
・M10-C1『写真集ふるさとの想い出 明治大正昭和町田』p.60 昭和27年頃の戦車道路付近の写真あり。
・M10-C7『知られざる軍都 多摩・武蔵野を歩く』p.76 写真・地図入りで尾根緑道のことが記載されている。
・M10-C7『写真アルバム 町田市の昭和』p.123 戦車道路を改修する自衛隊の写真と簡単なキャプション。
・M10-D2『多摩丘陵フットパス2』p.4-5 尾根緑道を歩く散策コースが紹介されている。
・M10-D5『道路地図びっくり!博学知識』p.179-180 町田市が借り受けて、遊歩道として整備した。などの記述あり。
・M10-Q5『町田さくらめぐり公式ガイドブック 2013』 p.4「町田さくらまつりの歴史」より
「昭和51(1976)年には、国と町田市との間で委託管理契約が結ばれ、「尾根緑道」として沿道の桜の植樹や舗装などの整備が進みました」など尾根緑道だけでなく、戦車道路についての記述もあり。
・M10-K8『まちだと戦争』p.43-44
・M22-C1『多摩市史 資料編4近現代』p.227-229,p.335-341 土地買収と払い下げの文書あり。
・M862-C1『相模原市史 4巻』p.578 相模原陸軍造兵厰のことが記述あり。
国会図書館デジタル資料
・「防衛庁技術研究本部五十年史」( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1283286 )
PDFに手記あり(p.308-11 Ⅱ 技術研究開発 9.第4研究所] ファイル名TRDI50_11.pdf)(2017/10/20確認)
また、図書館では未所蔵だが、町田市役所市政情報課所蔵の資料に『仮称戦車道路大規模緑地整備計画書』がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2 8版)
- 参考資料
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- 町田市史 下巻町田市史編纂委員会/編町田市
- 町田の歴史をさぐる町田の歴史をさぐる編集委員会/著町田市
- 知られざる軍都多摩・武蔵野を歩く洋泉社編集部/編洋泉社
- 明治大正昭和町田臼井 國雄/編国書刊行会
- 写真アルバム 町田市の昭和いき出版
- 道路地図びっくり!博学知識ロム・インターナショナル/編河出書房新社
- まちだと戦争まちだ戦後50年プロジェクト/編東京都教職員組合町田支部
- 多摩市史 資料編 4 近現代多摩市史編集委員会/編多摩市
- 相模原市史 第4巻相模原市役所
- 多摩丘陵フットパス 2みどりのゆび/編みどりのゆび
- 町田さくらめぐり公式ガイドブック2013町田さくらまつり実行委員会
- キーワード
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- 戦車道路(センシャドウロ)
- 尾根緑道(オネリョクドウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000233801