レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/07/30
- 登録日時
- 2016/11/04 00:30
- 更新日時
- 2016/11/04 00:30
- 管理番号
- 町田-173
- 質問
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解決
皇居で天皇陛下が会見をする部屋に飾られている絵の作者が知りたい。
- 回答
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当館契約データベース「ヨミダス」 2014年5月24日夕刊14ページ 皇居・宮殿 特別参観始まる
”天皇陛下の記者会見などが行なわれる「石橋(しゃっきょう)の間」”とあり。
当館契約データベース「聞蔵」 2014年6月12日朝日新聞デジタル (皇居トリビア)宮殿内部を初公開
”石橋の間”に”天皇陛下が誕生日に先だって記者会見をする部屋です。中央の壁には、日本画家・前田青邨(まえだせいそん)作の「石橋」「白牡丹」「紅牡丹」が飾られ”とあり。
288.4-ギ『皇居宮殿の絵画』 p150-155,205 ”石橋(しゃっきょう)の間”
「石橋」「赤牡丹」「白牡丹」の作者は、前田青邨(まえだせいそん)。カラー写真あり。喜多六平太をモデルにした。もともと仮宮殿のために描かれたもので、新宮殿に移される際、両脇に新たに紅白の牡丹図が加えられた。
前田青邨は、明治から昭和にかけて、日本画界で指導的な役割を果たした。
708『現代日本美術全集 15 前田青邨』
前田青邨の経歴・年譜等あり。
図版40,p115 「石橋(しゃくきょう)」「紅白牡丹」カラーと白黒の写真あり。「石橋」は同名の能から取材した。1955(昭和30)年に宮内庁からの依頼で仮宮殿の饗応の間を飾るために描かれた。モデルは喜多六平太。1970(昭和45)年に新宮殿が完成し、それにあわせ加筆され、左右の牡丹が書き添えられ、現在の三部作になった。
宮内庁ホームページ ホーム>皇室>皇室関連施設>皇居>宮殿の写真
http://www.kunaicho.go.jp/about/shisetsu/kokyo/kyuden-ph.html (2016.10.25確認)
石橋の間(しゃっきょうのま)
カラー写真あり。”前田青邨作の「石橋」・「白牡丹」・「紅牡丹」が掛けられています。”とあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本画 (721 8版)
- 参考資料
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- 皇居宮殿の絵画ぎょうせい
- 現代日本美術全集15後藤 茂樹/編集英社
- キーワード
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- 前田青邨(マエダ セイソン)
- 石橋(シャッキョウ)
- 石橋の間(シャッキョウ ノ マ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000199149