レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年07月29日
- 登録日時
- 2015/07/29 11:12
- 更新日時
- 2015/07/30 14:04
- 管理番号
- 00015
- 質問
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解決
山口瞳氏が宿泊した「浦安温泉旅館」の所在地と、建て替え後のホテルの名称を知りたい
- 回答
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「浦安温泉旅館(浦安草津温泉の表記もあり)」の所在地は、現在の住居表示で浦安市北栄1丁目11番1号。
建て替え後のホテルの名称は「ホテル醍醐」で、現在も営業している。
なお、山口瞳氏が宿泊した1979(昭和54)年当時、「浦安温泉旅館」の住所は浦安町当代島522番1号。
町名、番地の変更は、1981(昭和56)年の住居表示の実施に伴うもので、所在地の移転はない。
- 回答プロセス
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まず、浦安市立図書館の検索システムで「浦安」「山口瞳」で掛け合わせ検索を行い、1の資料に当たった。
1.『グラフ浦安』NO.37 1996(平成8)年 浦安市自治振興課 (p.21~)
「山口瞳さんの浦安での足跡を訪ねて」という記事に
「醍醐準一さんと山口瞳さんとの親交は、昭和54年の春、山口さんが初めて浦安を訪れ、「浦安草津温泉」(現在の「ホテル醍醐」)に
宿泊したことに始まる」とある。
次に山口氏の著書を当たり、2の資料が見つかった。
2.『還暦老人ボケ日記』山口瞳/著 新潮社 1989年 (p.131)
昭和62年6月27日付の日記に
「その浦安草津大衆温泉旅館(原文ママ)を取り壊し、一緒にレストランとカフェバーを具有する善美なるホテル醍醐をオープンした」とある。
3の資料により、「浦安温泉旅館」および「ホテル醍醐」の所在地を確認した。
3.『ゼンリンの住宅地図浦安町』昭和52年、『ゼンリン住宅地図浦安市』平成26年
4.その他、下記の山口氏の著作に「浦安草津温泉」「ホテル醍醐」に関する記述が見つかった。
『酔いどれ紀行』山口瞳/著 新潮社 1981年 (p.35、50)
『温泉へ行こう』山口瞳/著 新潮社 1985年 (p.108-119)
なお、デジタルアーカイブ(国立国会図書館デジタルコレクション、インターネット資料収集保存事業)では
「浦安温泉旅館」「山口瞳*浦安」等のキーワードで、有用な情報は得られなかった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『グラフ浦安』NO.37 1996(平成8)年 浦安市自治振興課
- 『還暦老人ボケ日記』山口瞳/著 新潮社 1989年 , ISBN 4-10-322635-8
- キーワード
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- 山口瞳
- 浦安温泉旅館
- ホテル醍醐
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177831