レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180611
- 登録日時
- 2020/03/13 00:30
- 更新日時
- 2020/08/10 09:04
- 管理番号
- 0400001903
- 質問
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解決
頼兄弟,頼支峰について知りたい。頼山陽の次男。水原の温古堂に関わった。市島春城が頼支峰について書いた文献あり。
頼三樹三郎について。頼山陽の三男。笹川流れに関する文献があるはず。
越後との関わりと支峰の著作を知りたい。
- 回答
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(1)頼支峰(ライシホウ)について
①阿賀野市のホームページに頼支峰について記載あり(頼三樹三郎についても記載あり)。
http://www.agano-spot.com/kankou/yukari/
②新潟県立図書館のホームページ,郷土人物/雑誌記事索引データベースで検索。
http://opac.pref-lib.niigata.niigata.jp/Kyodo/SearchResultList
③『越佐人物誌』補遺編(野島出版 1974)
p202に頼支峰の記述有。水原代官小笠原信助が創設した温古堂の黌師として招聘された記述有(頼鴨崖,三樹三郎も招聘されたとある)。
④『水原郷土史』(小林 存著 水原町 1957)
p197-199 第五章 郷黌の沿革に支峰の記述あり。
⑤『中条町史』通史編(中条町長 2004)
p713 「支峰には「越後日記」があるという。」という記述があるが,国立国会図書館などで確認するがヒットせず。
⑥『日本 漢詩百選』(安藤 英男著 大陸書房 1977)
p136-137 「除夕,懐弟」頼支峰の漢詩。
p137に主著として『神皇紀略』『支峰詩鈔』『支峰詩文集』などがある。と記載あり。
⑦『市島春城随筆集』第1巻 復刻(市島 春城著 クレス出版 1996)
p567,568 支峰の日記
p679-680 支峰について若干触れられている。
⑧『阿賀野市ゆかりの文人集』(阿賀野市水原文化協会 2005)
p18-37 頼支峰の書
p127-130 頼支峰
p156-171 頼支峰と温古堂
(2)頼三樹三郎(ライミキサブロウ)について知りたい。頼山陽の三男。笹川流れに関する著作があるはず。越後とのかかわりと著作について知りたい。
①インターネットで「頼美樹三郎 笹川流れ」で検索。新潟県公式観光情報サイトに頼美樹三郎の石碑の説明有。
http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=7150
石碑が頼美樹三郎の『海府遊記』からとられたものと判明。
②阿賀野市のホームページに頼三樹三郎について記載あり。
http://www.agano-spot.com/kankou/yukari/
③新潟県立図書館のホームページ,郷土人物/雑誌記事索引データベースで検索
④『出雲崎町史』通史編上巻(出雲崎町 1993)
p819-820 頼三樹三郎の項目
⑤『日本 漢詩百選』(安藤 英男著 大陸書房 1977)
p142-143 「書事似某生」頼三樹三郎の漢詩。
⑥『市島春城随筆集』第1巻 復刻(市島 春城著 クレス出版 1996)
p65-82 十四 三樹三郎について
p679-685 三樹が平野に寄せた書簡
⑦『水原郷土史』(小林 存著 水原町 1957)
p190,p197-199 第五章 郷黌の沿革に三樹三郎の記述あり。
⑧『水原町編年史』第1巻(水原町役場 1978)
p624 1849年頼三樹三郎来る の記述あり。
⑨『海府遊記』で図書館検索システムで検索するもなし。新潟県立図書館もなし。
国立国会図書館サーチで『越海合本北越史料叢書』10(猶興社 1894)に収録されていることが判明(国立国会図書館デジタルコレクションにはなし)。所蔵は新潟県立図書館と判明。貸出不可。
(インターネット情報2019年12月12日確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 頼山陽 頼支峰 頼三樹三郎 温古堂
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000275828