レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20160902
- 登録日時
- 2019/05/04 00:30
- 更新日時
- 2020/08/10 09:20
- 管理番号
- 0400001834
- 質問
-
解決
「駒は嘶く 釧路の平野 鶴も来て舞う 春採湖山は遠いし 野原はひろし 水は流るる 雲はゆく」という詩は野口雨情の詩か。また,その詩が作られた背景について知りたい。
- 回答
-
(1)野口雨情の著作など。
①『定本野口雨情 第1~8巻、補巻』(野口雨情著 未来社 1985,1986,1996)
②『野口雨情』(野口雨情著 日本図書センター 2010)
③『野口雨情そして啄木』(井上 信興著 溪水社 2008)
④『新資料 野口雨情≪詩と民謡≫』(野口雨情著 踏青社 2002) 他
(2)Google(インターネット検索サイト)などの情報 「山は遠いし 野口雨情」で検索。
①神護山 興禅寺(栃木県宇都宮市)のホームページに野口雨情の文学碑として紹介されていた。
(http://www.kouzenji.com/kahi.htm)
②個人のブログに北海道に野口雨情の文学碑として紹介されていた。
(http://aiko1.sakura.ne.jp/bu/kusiro/k.htm)
③『日本の文学碑 1』(日外アソシエーツ 2008)を確認。p213に栃木県の詩碑について記載あり。
(3)市立釧路図書館に問い合わせをしたところ以下の回答あり。
①昭和15年に野口雨情が北海道の友人のところにきた際に作った詩である。その屏風が市立釧路図書館に所蔵されている。
②北海道新聞に平成17年頃に掲載された。
③野口雨情が北海道の友人のところにきた記事は昭和15年8月29日の釧路新聞にある。
(4)データベースなどで確認。
①ELNETで「野口雨情 釧路」で検索。朝日新聞朝刊(2005年4月8日)、北海道新聞朝刊(2005年4月8日)に掲載されていることが判明。
②朝日新聞 聞蔵Ⅱで「野口雨情&釧路」で検索。2005年当時未発表だった連詩と判明。
③レファレンス協同データベースにも取り上げられていた事例と判明。
(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000087112)
(インターネット情報は2019年1月4日確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 定本 野口雨情 第1巻
- 野口雨情 , ISBN 978-4-284-70042-9
- 野口雨情そして啄木 , ISBN 978-4-86327-022-0
- 新資料野口雨情《詩と民謡》 , ISBN 4-924440-49-3
- 日本の文学碑 1 , ISBN 978-4-8169-2145-2
- キーワード
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- 野口雨情
- 碑
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000255601