レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2013/05/15 16:52
- 更新日時
- 2022/01/15 11:09
- 管理番号
- 市民2010-事15
- 質問
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解決
伊達政宗が食べた料理を自分で作ってみたいのだが、料理の内容や献立が書いてある本はあるか?
できれば写真がついているものを見たい。
- 回答
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わかりやすく書かれた資料がいいということなので、出典となっている本の説明をしながら、以下の資料を提供。
『仙台市博物館調査研究報告』第12号には「もう一つの伊達政宗言行録-木村宇右衛門覚書-(六)」という覚書があり、正月膳の内容が詳細に載っていて、仙台雑煮の写真もついている(ただし白黒)。
寛永7年(1630年)に将軍家光を接待したときの献立は、『風雲伊達政宗』p.192~p.193、『江戸料理史・考』p.20~p.24にあった。
- 回答プロセス
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まず、郷土料理の書架を探す。
『郷土食の過去と現在』に第13代藩主慶邦の正月の膳が紹介されていて、これは政宗の頃からほぼ同じだとある。翻刻は『伊達家年中行事記録』なので、この本を検索すると、『古典料理の研究』(12)に記載があった。
伊達政宗関係の本から探すと、『伊達政宗言行録』p311~p312に料理に関する解説がある。
他にもいくつかの項目が紹介されている。
『独眼竜政宗の素顔』p163~p168に正月膳と将軍家光接待の献立が紹介されているが、出典は『仙台市博物館調査研究報告』第12号で、写真も載っていた。
この写真は雑誌『サライ』1990年1月号の「名家名士の雑煮」という企画で、宮城調理師専門学校が復元したものを撮った写真とのこと。
雑誌『サライ』の1990年1月号は宮城県図書館で所蔵しているので、取り寄せできる。
将軍家光を接待したときの献立は、『風雲伊達政宗』でも見つけたが、出典は『伊達治家記録』となっている。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『仙台市博物館調査研究報告』 第12号 「もう一つの伊達政宗言行録-木村
宇右衛門覚書-(六)」 (小井川百合子/編 仙台市博物館 1992年) - 『風雲伊達政宗』(学研 2001年)
- 『江戸料理史・考』(江原恵/河出書房新社 1986年)
- 『郷土食の過去と現在』(東北民俗の会/編集 2006年)
- 『古典料理の研究』(12)(松下幸子/著 千葉大学教育学部 1987年)
- 『伊達政宗言行録』(新人物往来社 1997年)
- 『独眼竜政宗の素顔』(逸見英夫/著 宝文堂 1996年)
- 『サライ』 1990年1月号(小学館)
- 『武士のメシ』(永山 久夫/著 宝島社 2012)
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『仙台市博物館調査研究報告』 第12号 「もう一つの伊達政宗言行録-木村
- キーワード
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- 伊達政宗
- 郷土
- 料理
- 歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000131252