レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年08月29日
- 登録日時
- 2019/08/31 12:34
- 更新日時
- 2019/10/27 11:23
- 管理番号
- 神戸図-1489
- 質問
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太平洋戦争時に神戸に住んでいて帰国できなかった英国人ハリー・J・グリフィスについて知りたい。どのような人物だったのか、なぜ帰国できなかったのかわかるような本はないか。
- 回答
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『来日西洋人名事典 増補改訂普及版』日外アソシエーツ 1995
P119 グリフィス Griffith, Harry John
太平洋戦争中に収容所に入れられたことは書いてあるが帰国出来なかった理由などはなし。
【文献】として以下のものがあげられている。
「キャラメルさん(紅毛奇人列伝)」(ルイス・ブッシュ)文藝春秋 38(6) 昭35.6
「キャラメルさん」(ルイス・ブッシュ著 明石洋二訳)『ハバカリ先生』文藝春秋新社 昭36
「思い出のイギリス人−グリフィスさんのこと」(重久篤太郎)日華月報 174 昭56.4.1
『文藝春秋 38(6)』文芸春秋 1960
P266〜270「キャラメルさん(紅毛奇人列伝)」(ルイス・ブッシュ)
帰国をすすめる友人とのやりとりが書かれている。
『日華月報 174』鴻山俊雄 1981
P4〜5「思い出のイギリス人−グリフィスさんのこと」(重久篤太郎)
抑留されていたのがカナディアン・アカデミーの収容所であるという記述がある。
『Forever foreign : expatriate lives in historical Kobe』National Library of Australia 2007
P15〜27 Chapter 2: In lobe with traditional Japan - Harry John Griffiths
グリフィスについての章がある。
着物を着ているグリフィスの写真あり。
- 回答プロセス
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人名事典以外に、以下の資料を調べたが記述はなかった。
『外国人居留地と神戸 : 神戸開港150年によせて』 神戸新聞総合出版センター 2013
『移住坂 : 神戸海外移住史案内』セルポート 2004
『空襲・疎開・動員 : 戦時・戦後の神戸の社会と教育』みるめ書房 2018
『敵国人抑留 : 戦時下の外国民間人』吉川弘文館 2009
『歴史地理教育 2007年11月増刊号(722号)』歴史教育者協議会(発売) 2007
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝記 (280 8版)
- 参考資料
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『来日西洋人名事典 増補改訂普及版』武内博編著 日外アソシエーツ, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I003943973-00 , ISBN 4816912770 (当館ID PV:0005236115 請求記号 2803=M5=) -
『文藝春秋 38(6)』文芸春秋 1960.6
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001320225-00 (当館請求記号 T05=12) -
『日華月報』 鴻山俊雄, 1966.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000018037-00 (当館請求記号 T21=11) -
『Forever foreign : expatriate lives in histsorical Kobe. National Library of Australia』Keiko Tamura , 田村, 恵子 2007
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I009230032-00 , ISBN 9780642276513 (当館ID PV:7200224150 請求記号 0012=1743=)
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『来日西洋人名事典 増補改訂普及版』武内博編著 日外アソシエーツ, 1995.
- キーワード
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- ハリー・J・グリフィス
- 敵性外国民間人抑留所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000260654