レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年03月03日
- 登録日時
- 2018/06/02 19:09
- 更新日時
- 2018/06/08 12:47
- 管理番号
- 2018.5-10
- 質問
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解決
昭和20年代に福岡近海で行われていた「以西底曳網漁業(いせいそこびきあみぎょぎょう)」と、韓国が「李承晩ライン(李ライン)」を設定してその漁業者を取り締まったことについてわかる資料。
- 回答
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「戦前における以西底曳網漁業の発達と経営」(『神奈川大学国際常民文化研究機構年報 4(2012年度)』p.67-97)
お調べの時期より以前の話が主だが、そこにつながる内容もある。
『近藤康男著作集 第11巻』p.231-315
「李ライン問題の経済的分析」あり、その中の第四章が「西日本の漁業と李ライン」となっている。
『国史大辞典 第14巻』p.548
「李承晩ライン」の解説があるが、特に「以西底曳網漁業」に言及はない。
『日本外交主要文書・年表 第1巻』p.148、471-472
年表中に「1952(昭和27)1月18日 李承晩韓国大統領、隣接海洋の主権に関する宣言(李ライン)発表」の記載あり。宣言の内容も掲載。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 水産業および漁業史.事情 (662)
- 参考資料
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- 片岡 千賀之. 戦前における以西底曳網漁業の発達と経営. 神奈川大学国際常民文化研究機構, 2013. 神奈川大学国際常民文化研究機構年報 4(2012年度) p. 67-97
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近藤康男. 日本漁業経済論. 農山漁村文化協会, 1975. (近藤康男著作集 ; 第11巻)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I078182492-00 -
国史大辞典編集委員会 , 国史大辞典編集委員会. 國史大辭典 第14巻. 吉川弘文館, 1979.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I045838666-00 , ISBN 4642005145 -
鹿島平和研究所編 , 鹿島平和研究所. 日本外交主要文書・年表 第1巻-. 原書房. (明治百年史叢書)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000149397-00 , ISBN 4562013400
- キーワード
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- 以西底曳網漁業
- 李承晩ライン
- 李ライン
- 韓国
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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○朝日新聞の記事データベース「聞蔵Ⅱ」で、当時の報道を検索できる。
○福岡県立図書館がレファ協に登録している事例「李ラインや、拿捕された件数等について知りたい」も参考になるが、挙げてある資料は当館未所蔵のものが多い。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000236887