レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2017/03/16 00:30
- 更新日時
- 2017/03/16 00:30
- 管理番号
- 滋2016-0089
- 質問
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解決
「滋賀県は移民送り出し数が日本第13位の都道府県である。」といくつかの移民関係の資料に書かれていた。
滋賀県における、各年度別の各国への送り出し数(特に中南米)がわかる資料はないか。
- 回答
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『海を渡った近江の人たち』に、表-26「滋賀県人年別・国別・男女移住者数(明治30年~昭和13年)」が掲載されています。
また、「第一章 新天地に夢を求めて 二 戦前の滋賀県人海外移住統計」の項には、「中南米では、メキシコの明治四〇年の一五六名、ペルーの明治四一年の一二七名は特別に多いが、ほかの年はわずかずつの移民しかない。昭和に入ってからは、渡航先の主流はブラジルに代わり、昭和七年から昭和九年の三年間は、滋賀県のブラジル移住の最盛期であった。滋賀県移住者名簿をみると、この時期のブラジル移民は県南部、とくに野洲郡出身者が多く、おそらく集団的に渡航したと思われる。ブラジルへは、昭和一三年まで移民があったことが、県統計書に記録されている。」とあります。
戦後の海外移住については「第三章 新たなる出発 三 戦後の滋賀県人の海外移住」に記述があります。
また、移住者数ではありませんが、表-27として明治44年~昭和43年までの「歴年別・地域別・郡市別・男女別・渡航者数」がまとめられています。
なお、戦後の滋賀県出身者の中南米への移住者数については、国際協力事業団刊の『海外移住統計 昭和27年度~平成5年度』に記載があります。同資料は当館で所蔵はしていませんが、インターネット上で公開されています。(www.jomm.jp/library/海外移住統計.pdf 2016.12.21確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 人口.土地.資源 (334 8版)
- 参考資料
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- 1 海を渡った近江の人たち 川崎愛作∥著 滋賀県 1986年 5-3300- 86 p.65-71,128-134,348-355
- キーワード
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- 移民
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000211813