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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000260151
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1003019
事例作成日
(Creation date)
20170904登録日時
(Registration date)
2019年08月14日 00時30分更新日時
(Last update)
2019年08月14日 15時10分
質問
(Question)
島ニンジンが記載されている古い文献を知りたい。
回答
(Answer)
昔の琉球人が、島ニンジンと普通のニンジンを区別して呼んでいたのかは不明。
※胡蘿蔔(中国名)は、一般的な広い意味でのニンジン。


『混効験集 校本と研究』(外間/守善?編著、角川学芸出版、2011.11)
p426 「きたいこね」の項目で、「人参 漢名胡蘿蔔(コラフ)。本文、「胡蘿蔔」の左右に、キダイコン、ニンジン、と仮名を振る。「きたいこね」は黄大根の意。」の記述がある。
→ 『混効験集』は、1711年に編纂された沖縄最古の辞書。


『琉球国食療書『御膳本草』』(横山 學∥著、沖縄県立図書館、1996.10)
p58 3表で、「胡蘿蔔(キダイコン)」
p79 46裏で、「きだいこんハ 胡蘿蔔(コラフク)也」
→ 『御膳本草』は、琉球王府時代(1832年)の渡嘉敷親雲上による著作物。


『江戸後期諸国産物帳集成 第18巻 薩摩・琉球』(安田/健∥編、科学書院、2004.10)
p538 「胡蘿蔔」の記述がある。
p656 「胡蘿蔔」の絵がある。
→ 『琉球物産志』(1770刊)、薩摩藩の田村藍水による著作物。


参考:

『訳注質問本草』(呉 継志∥著、榕樹書林、2002.7)
p264-266 「土人参」の項目がある。
→ 『質問本草』は、琉球王府時代(1789年刊)の薬学関係の古書。
ヤマゼリ(Ostericum sieboldii)、セリ科ではあるが、島人参ではない。


『日本東洋文化論集 第6号』(琉球大学法文学部∥編・刊、2000.3)
p137-180 「冠船貿易からみた琉球王国末期の対清外交 豊見山和行」の論文がある。
p144 「唐人への申渡しの品立書」の表で、「本掛人参」「山出人参」「本人参」、「条人参」、「高麗人参」の記述がある。
→ 尚泰王の冊封の際の古文書「冠船ニ付評価方日記」の中で、中国から持ち込まれる品物について、搬入の可否リスト。
→島人参ではない。


『琉球料理』(田島 清郷∥著、月刊沖縄社、1966.4)
p90 「疎菜料理」(p88-90)の項目で、「胡蘿蔔(コラホク)は「ニンジン」のことで人参は俗字で繖形科の…」の記述がある。


『沖縄の民間薬』(津波 高徳∥編著、つは薬局、1984.10)
p155 「胡夢ト」の項目で、「ニンジン Daucus carota L. var. sativa DC.」の記述がある。


『沖縄の食文化』(外間 守善∥著、沖縄製粉、2010.3)
p156 「島人参(チデークニー)」(p156-157)の項目で、「人参のことをチデークニーといういのは「黄色い色をした大根」ということであろう。」の記述がある。


『御膳本草』(渡嘉敷 通寛∥著、當間清弘、1964.6)
p41-42 「胡蘿蔔(こらふく)は「ニンジン」の事で人参と書くは俗字である。繖形科の二年生草本。…」の記述がある。


『沖縄大百科事典 中 ケ?ト』(沖縄大百科事典刊行事務局∥編、沖縄タイムス社、1983.5)
p338 「シマニンジン」の項目で、「チデークニ Daucus carota L. 沖縄県特有の在来種」の記述がある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
自然科学  (4)
参考資料
(Reference materials)
混効験集 外間 守善/編著 角川学芸出版 2011.11, ISBN 4-04-622816-1 (p426)
琉球国食療書『御膳本草』 横山 學/著 沖縄県立図書館 1996.10 (p58,79)
江戸後期諸国産物帳集成 第18巻 安田 健/編 諸国産物帳集成 科学書院 2004.10, ISBN 4-7603-0185-2 (p538,656)
訳注質問本草 呉 継志/著 榕樹書林 2002.7, ISBN 4-947667-80-X (p264-266)
日本東洋文化論集 第6号 琉球大学法文学部/編 琉球大学法文学部紀要 琉球大学法文学部 2000.3 (p137-180)
琉球料理 田島 清郷/著 月刊沖縄社 1966.4 (p88-90)
沖縄の民間薬 津波 高徳/編著 つは薬局 1984.10 (p155)
沖縄の食文化 外間 守善/著 沖縄製粉 2010.3, ISBN 4-902193-89-3 (p156-157)
御膳本草 渡嘉敷 通寛/著 當間清弘 1964.6 (p41-42)
沖縄大百科事典 中 ケ?ト 沖縄大百科事典刊行事務局/編 沖縄タイムス社 1983.5 (p338)
キーワード
(Keywords)
島ニンジン
島ニンジン
シマニンジン
人参
胡蘿蔔
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000260151解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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