レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年04月21日
- 登録日時
- 2018/08/31 17:37
- 更新日時
- 2018/09/06 12:16
- 管理番号
- 和図ー18-0020
- 質問
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安政二年和歌山城下町絵図において、本町および岡山にあった「時鐘堂」は記載されているか。『紀伊名所図会』には記載されているか。
- 回答
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1.安政二年和歌山城下町絵図において「時鐘堂」の記載はなく、「鐘堂」と黒字で記述されている。
2.『紀伊国名所図会』には、「本町の時の鐘」の記述等は見当たらない。「岡山の時鐘堂」は、岡の宮・松生院・珊瑚寺が描かれている絵の樹木が生い茂ったところに「鐘楼」と記述され、屋根の部分が描かれているのみである。
なお、『城下町の風景 Ⅱ -カラーでよむ『紀伊国名所図会』-』(額田雅裕解説 ニュ-ス和歌山)p15の「岡山の時鐘堂(和歌山県指定文化財)」に「和歌山には、時鐘が本町と岡山の2ヵ所に設置されていました。(中略)本町5丁目東側にあった時鐘屋敷は大正6年(1917)に始成小学校の敷地を拡張するために撤去されましたが、岡山の時鐘堂は今も昔のまま残っています。」という記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000241723