レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月21日
- 登録日時
- 2018/08/31 17:05
- 更新日時
- 2018/09/06 12:16
- 管理番号
- 和図ー18-0015
- 質問
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解決
白浜町庄川の牛屋谷で、滝壺に牛の首を捧げたという伝承について、その儀礼が実際に行われたか、いつの時代まで行われた記録が残っているのかが分かる資料はあるか。
- 回答
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以下の資料に伝承についての記載及び行なわれたとされる時期の記載がある。
1. 『白浜町誌 本編 下巻二』(白浜町誌編さん委員会編纂/白浜町/1985)第6編民俗 第三節雨乞い(p.536~p.538)に「大正二年(一九一三)の旱魃に見舞われた際」との記載がある。
2.『白浜町誌 資料編』(白浜町誌編さん委員会編纂/白浜町/1980)第2部文献資料 九の嘉永五年の旱ばつの一コマ(p.279~p.287)に「嘉永五年」、「大正二年」の記載がある。
3.『紀州田辺御用留 第6巻』(田辺市教育委員会編/清文堂出版/1998)の嘉永五年五月から六月にかけて旱魃に関する記載があり、その中に儀礼に関する記載もある。
4.『牟婁口碑集』(雜賀貞次郎著/1976複刻版)p.94~p.95 雨請の項に 「大正二年大干魃の時」の記載がある。
5.『田辺沿革小史記事本末』(湯川 退軒著/紀南文化財研究会/1965)の藩時風俗歌謡に伝承について約2行の記載(p.99)がありますがが、時期の記載はない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000241716