レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年01月16日
- 登録日時
- 2019/12/16 16:31
- 更新日時
- 2020/03/04 13:21
- 管理番号
- 大分県立郷土-2018-018
- 質問
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解決
大分県のホームページで源泉数が他県を大きく上回っているのを知った。
なぜ源泉数が多いのか、地理的要因を知りたい。
- 回答
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以下の資料より回答。
【1】『おおいた温泉基本計画 持続可能な温泉利用に向けて』 大分県生活環境部生活環境企画課/〔編〕 大分県生活環境部生活環境企画課 2016
p22-38 「県内の主要温泉地の湧出メカニズム」
”大分県には、その中央部を北東から南西に走る別府-島原地溝帯と呼ばれる大地の裂け目に沿って、鶴見岳・伽藍岳、由布岳、九重山などの活火山があります。温泉はその多くが火山性温泉で、これらの火山の周辺に集中しています。”(一部抜粋)
※このあと、県内の主要な温泉地ごとに湧出メカニズムについて書かれています。
【2】『O-BOOK 大分ガイド 〔第3版〕』 大分県/〔編〕 大分県 2002
p24 「温泉のほとんどは火山性」
”温泉のほとんどは、県の中央部をほぼ東西に連なる鶴見・由布・くじゅうなどの新しい火山を作りだした地下のマグマから熱と化学成分の源を与えられた、火山性のものである。”(一部抜粋)
p25 「日本一の温泉県」
”温泉の基本的要素は、水と熱と化学成分である。湿潤温暖気候の西南日本には、豊富な降水がある。一方、個体地球全体のダイナミックな運動の現れとして九州本島に向かって押し寄せてくるフィリピン海プレートは、九州島の下に沈み込んでマグマを発生させ、熱と化学成分の素を生み出すと同時に、九州島を南北に割いて土地を破砕し、天からの水と力の熱・化学成分が出会う場を作り上げた。こうして、豊富な温泉が生まれた。大分県はまさにその場所に位置している。”(一部抜粋)
- 回答プロセス
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1 自館蔵書検索システムで「源泉」等をキーワードに検索し、資料確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 地震学 (453 10版)
- 参考資料
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大分県. おおいた温泉基本計画 : 持続可能な温泉利用に向けて. 大分県生活環境部生活環境企画課, 2016.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027834785-00 -
大分県 〔編〕 , 大分県. O-BOOK : 大分ガイド 〔第3版〕. 大分県, 2002.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I086704906-00
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大分県. おおいた温泉基本計画 : 持続可能な温泉利用に向けて. 大分県生活環境部生活環境企画課, 2016.
- キーワード
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- 温泉
- 源泉数
- 地理的要因
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270453