レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年06月09日
- 登録日時
- 2013/07/21 00:30
- 更新日時
- 2013/07/31 14:14
- 管理番号
- 静岡郷土-9
- 質問
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解決
戦時中、三島市立北中学校に帝国陸軍の野戦重砲兵第2連隊があったそうだが、本によっては中部第9部隊としているものもある。中部第9部隊とは何なのか。
- 回答
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「国立公文書館アジア歴史資料センター」(http://www.jacar.go.jp/">http://www.jacar.go.jp/)で公開されている「中部軍隷下固有(通称号)部隊号表」(レファレンスコード:C12121480200)によると、「中部第九部隊」は、「野戦重砲兵第二連隊」の通称号となっていました。
- 回答プロセス
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当館で所蔵する『帝国陸軍編制総覧』や「戦史叢書シリーズ」、『日本砲兵史』などを確認しましたが、「中部第九部隊」についての記載は発見できませんでした。また、「野戦重砲兵第二連隊」についての記載はありましたが、変名について述べているものは見つかりませんでした。
そこで、『歩兵第三十四聯隊史』(静岡聯隊史編纂会/編 静岡新聞社 当館請求記号:S390/22)に関連記述がないか確認したところ、「補充隊は「中部第三部隊」の通称号を使用することとなった。」(p969)と記載がありました。その情報をもとに、通称号について調べられる資料を探しましたところ、「国立公文書館アジア歴史資料センター」(http://www.jacar.go.jp/)で所有・公開していることがわかりましたので、同センターのウェブページで検索すると、「中部軍隷下固有(通称号)部隊号表」(レファレンスコード:C12121480200)という資料の中に、三島の「野戦重砲兵第二連隊」の通称号として、「中部第九部隊」が記載されていることを発見しました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸軍 (396 9版)
- 参考資料
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国立公文書館アジア歴史資料センター
http://www.jacar.go.jp/
(2013-06-09 参照) - 『歩兵第三十四聯隊史』(静岡聯隊史編纂会/編 静岡新聞社 1979.3 当館請求記号:S390/22)
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国立公文書館アジア歴史資料センター
- キーワード
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- 陸軍--日本--歴史--昭和前期
- 三島市--歴史
- 通称号
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000134109