レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20191023
- 登録日時
- 2020/03/20 00:30
- 更新日時
- 2020/03/25 12:18
- 管理番号
- 30001946
- 質問
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三重県の県史編さん班が作成したウェブサイトの中で、戦国武将の北畠政勝について、「事実、公家の日記の中には、中将になれたのも何かの間違によるものだ、とまで書かれたものもある」と書かれているが、その原文は何という史料のいつの記事かを知りたい。またそれが活字化されているならその情報も知りたい。
- 回答
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お尋ねの内容に関しまして、記事を執筆しました三重県環境生活部文化振興課県史編さん班の担当者に確認をいたしましたところ、当該の内容は恐らく「宣胤卿記」の永正15年7月5日条であり、この箇所は政勝の孫にあたる具国(晴具)が少将から中将を望んだ際の記事で、政勝と具国の父材親(具方)について書かれているものであるとのことでした。
「宣胤卿記」については、原本は伝存していないとのことですが、『史料大成』や『続史料大成』にて活字化されています。当館では1965年に臨川書店から刊行された増補版の『史料大成』を所蔵しています。(44巻:宣胤卿記 1,45巻:宣胤卿記 2および補遺)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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三重県発行の「北畠氏関係資料記録編」の110p 8/16兼顕卿記が関連すると思われますが、それ以上のことがわかりません。兼顕卿記は歴博に所蔵されているようです。
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000276079