レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/09/29
- 登録日時
- 2018/10/25 00:30
- 更新日時
- 2018/10/25 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-180056
- 質問
-
解決
日本の商業捕鯨船について,1940年代頃から,商業捕鯨が禁止となる1986年までの海外における給油地や基地を知りたい。
- 回答
-
下記の資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 大洋漁業南氷洋捕鯨船団の記録を残す会 編『捕鯨に生きた』成山堂書店, 1997【664.9/97Z】
p.142「16 第二○次南鯨便り」の項
「この捕鯨船は,チリのバルパライソ港でもう一回燃料補給を行うが,(後略)」
※p.227の年表によると,第二○次南氷洋捕鯨が行われたのは昭和40年(1965年)
資料2 板橋守邦『南氷洋捕鯨史』中央公論社, 1987【CS/842】
p.97「北洋捕鯨の開始」の項
「(前略)ボルネオやスマトラで辛うじて給油している。」
資料3 多藤省徳[ほか]『捕鯨の歴史と資料』水産社, 1985【664.9/タ2】
p.48「5 外国基地捕鯨」の項
昭和31年(1956年)~昭和47年(1972年)までの外国基地捕鯨一覧表が掲載されています。
台湾,沖縄,ブラジル,カナダ,サウスジョージア島,チリ,ニューファンドランド,ペルーに,日本の捕鯨会社の基地があったようです。
資料4 山下渉登『捕鯨 2』法政大学出版局, 2004【664.9/046/2】
pp.260-262「第7章 現代捕鯨の生と死」の項
戦後日本の基地捕鯨に関する記載があります。
上記資料3の国名・地名に加えて,「カナダのバンクーバー島」の記載がありました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 漁労.漁業各論 (664 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 寄港地
- クジラ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 社会人
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000244384