レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/12/27
- 登録日時
- 2017/12/01 00:30
- 更新日時
- 2017/12/01 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-170057
- 質問
-
解決
ツマアカスズメバチの特徴について知りたい。
- 回答
-
以下の資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 高橋純一「対馬で猛威を振るう ツマアカスズメバチの生態」『現代農業』農山漁村文化協会, 94(12), 2015, pp.222-225【P610/ケ】
「(前略)ツマアカスズメバチとは、和名の通り、黒のボディに腹部の先端は赤みがかった色、黄色い肢(あし)のスズメバチです。(後略)」
※p.222に写真の掲載があります。
資料2 自由国民社『現代用語の基礎知識 2015』自由国民社, 2015【813.7/シ1/15R】
p.742「ツマアカスズメバチ 〔Asian predatory wasp〕」の項
「中国などアジアを中心に分布するスズメバチの一種。全身は黒色で頭と腹部が赤い。2013年に長崎県の離島、対馬に侵入・定着していることが確認され、ニホンミツバチなど在来の昆虫の生息や生態系への悪影響が懸念されている。(後略)」
※ツマアカスズメバチのイラストが1枚記載されています。
資料3 中村雅雄『スズメバチ』八坂書房, 2007【486.7/077】
p.226「増補編―スズメバチのその後」の項
「(前略)インドシナ半島から台湾にかけての東南アジアでは、低地ではツマグロスズメバチが優勢で、丘陵地から高地ではツマアカスズメバチが優勢です。ネッタイヒメスズメバチも多くの地域で目撃できます。そして、これまでの観察から、ツマアカスズメバチではコロニーが引っ越しする(二〇〇六年、キャメロンハイランド)ことや、女王初期巣の形状(二〇〇二年、フレイザーズヒル)がキイロスズメバチに酷似していること、公園のごみ置き場や市場を餌場としてやってくること、営巣規模などもキイロスズメバチと似ている習性があることなどがわかりました。(後略)」
・「環境省自然保護局」ウェブサイト
ツマアカスズメバチの写真とカラーイラストが掲載されたPDFが閲覧できます。
URL:http://www.env.go.jp/nature/intro/5pr/info/tsumaaka.html (最終アクセス日:2017/9/22)
・「九州大学大学院農学研究院」ウェブサイト
ツマアカスズメバチの写真が掲載されています。
URL:http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ine/ueno/suzumebachi7.html (最終アクセス日:2017/9/22)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 昆虫類 (486 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 蜂
- 外来種
- 外来生物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 団体
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000225702