レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2004/06/23 14:16
- 更新日時
- 2015/04/05 11:36
- 管理番号
- 1
- 質問
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京都七墓・五三昧とはなにか
- 回答
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『江戸の葬送墓制』〈都史三十七〉(東京都)H11刊 のp.112~115に、7つではなく8つの墓地について紹介されている。これは貞享三年(1686)刊の文芸書『諸国心中女』の記述によるもので、「・鳥部山・阿弥陀峰・黒谷・船岡・蓮台寺・金光寺・西院・狐塚」の8つである。
また、同書によれば勝田至が諸説を5つの地域にまとめて考えられるとしている。即ち、1:鳥辺野(鳥辺山、鳥部山、鳥部野、鶴林、阿弥陀峰、華頂山、延年寺)2:蓮台野(千本、蓮台寺、船岡山、船岡)3:中山(黒谷)4:最勝河原(西院)5:四塚(狐塚、金光寺)となる。
『死者たちの中世』勝田至著(吉川弘文館)2003.7p.252~264に「中世京都死体遺棄年表」を所収。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000004366