レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/12/13
- 登録日時
- 2020/02/19 00:30
- 更新日時
- 2020/02/19 09:43
- 管理番号
- 参調 19-0039
- 質問
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解決
文章を書いているのだが、「無意味なことと」につづけて、「言えます」と続けるのは文法的に正しいのかと、記述は「言」という字を使っていいのかを知りたい。
- 回答
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分類816の用字に関する資料を辞典類も含めて調査したが、「言える」について言及したものは見つからず。
分類813の国語辞典類を調査し、次のとおり記載があった。
『大辞林』の「言える」の項:「そのとおりである、と納得できたときにいう語」
『広辞苑』の「言える」の項:「言うことが当たっている」
以上の意味により、「無意味なことと言えます」と続けることは文法的に正しい。
用字については、上記2冊とも、「言える」のみが見出しの記載例に表示されている他、『分かりやすい公用文の書き方』では「「言う」も、「~ということ」のように「話す」という意味以外のときは、平仮名で書く」とあるため、著者が言いたい内容であれば、「言」の用字である。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (810 7版)
- 参考資料
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- 1 大辞林 松村/明編 三省堂編修所?編 三省堂 2006.10 813.1/D p112
- 2 広辞苑 新村/出編 岩波書店 2018.1 813.1/KO p133
- 3 分かりやすい公用文の書き方 礒崎/陽輔著 ぎょうせい 2018.8 816.4/W p34
- キーワード
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- 文法
- 日本語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000274162