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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000165319
提供館
(Library)
石川県立図書館 (2110016)管理番号
(Control number)
0000001111
事例作成日
(Creation date)
2014/10/03登録日時
(Registration date)
2014年12月25日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年01月04日 13時39分
質問
(Question)
江戸における加賀鳶の活動について書かれた史料、江戸における加賀鳶の組織体制や成立などがわかる史料で活字化されているもの。
回答
(Answer)
加賀鳶に関するまとまった史料は確認できず。

『加能郷土辞彙 改訂増補』p,158-159、『書府太郎 上巻』p,252-253、『国史大辞典 3』p,144それぞれの「加賀鳶」の項目では、加賀鳶の起こりと組織について説明されているが、参考にした史料に関する記述は無。

『文化点描』、『百万石遠鏡』にも加賀鳶に関する記述はあるが、参考にした史料に関する記述は無。

『金沢の火事と加賀鳶展』には、加賀鳶に関する史料も紹介されているが、金沢市立玉川図書館近世史料館の展示目録のため、活字資料ではないと思われる。
この目録は、金沢市立玉川図書館近世史料館のホームページ( http://www2.lib.kanazawa.ishikawa.jp/kinsei/kinsei.htm )>展示案内 でPDFで見ることができる。確認日:2018-01-04

『石川県消防史』p,16-22は「(六)加賀鳶」であり、加賀鳶の沿革、活動について書かれているが、史料に関する記述は無。

『加賀鳶と梯子登りのあゆみ』では、第一章第二節第一項が加賀鳶の由来(p,11-12)、第二項が加賀江戸藩邸と鳶という構成になっている。ここでは『加能郷土辞彙』『御抱鳶御仕法書』『風俗画報 「江戸の花」』が紹介されている。
『御抱鳶御仕法書』については、『加賀鳶と梯子登りのあゆみ』に引用されているが、全てなのか一部なのかは、ここからは判断できない。『加賀鳶と梯子登りのあゆみ』では、「明治二年(一八六九)の資料であるが、同年六月、江戸藩邸にあった加賀鳶三八人が金沢に寄せられた」と説明された上で引用されており、御抱鳶の役と人数、月給などが記載されている。この『御抱鳶御仕法書』は、『金沢の火事と加賀鳶展』でも紹介されている。
『風俗画報 江戸乃花』はp,8-9には「加賀鳶の事」として、加賀鳶の活動の様子が描かれているが、明治22年に出版された資料である。

『江戸火消年代記』には、p,139-150に「加賀鳶」の項があり、p,145-147に加賀守が文書を以て林大学頭に事(喧嘩)の仔細を申立てたという文書が記載されているが、その出典に関しては記載されていない。
また、p,217-222には、「加賀鳶と尾州火消の大喧嘩」という項があるが、こちらのp,221-222には、「町火消人足頭取共より差出候請証文写」が掲載されているが、出典に関しては書かれていない。

『可観小説 前編』p,67-70に「一、仙石兵庫火消と加賀鳶の喧嘩」が記載されている。
これは、日本古典籍総合目録データベースで検索すると、正保―寛保頃に成立した随筆ということだった。

『加賀松雲公 上巻』p,618-625に「第七節 加賀鳶」有。

東京大学史料編纂所のデータベース( http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/db.html )〉近世編年データベース〉項目検索で加賀藩史料を「鳶」で検索すると、7件ヒットする。そのうち、4件が加賀鳶に関する史料と思われるが、成立や組織体制には関係なく、鳶に関係した事件に関する記述と思われる。「火消」で検索すると21件がヒット。

北国新聞2012年7月14日3面に「ふるさと探し in TOKYO」という連載の26が掲載されており、東京消防庁消防博物館で加賀鳶の資料が展示されているとの記事がある。
東京消防庁<防災館・博物館><消防博物館>( http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html )>館内のご案内>5Fを見ると、「江戸の火消ゾーン」の中の「武家の火消」コーナーの写真が北国新聞掲載の写真と同じアングルと思われるが、展示品は一部変わっているように、見える。また、この博物館には図書資料室もある。

上記に記載のホームページについては、2014年10月3日確認。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
風俗習慣.民俗学.民族学  (38 9版)
参考資料
(Reference materials)
1 加能郷土辞彙 改訂増補 日置 謙∥編 北国新聞社 1979.6 K030/1 p,158-159
2 書府太郎 上巻 北國新聞社 2004.11 K030/1003/1 p,252-253
3 国史大辞典 3 国史大辞典編集委員会?編 吉川弘文館 1983.2 R210.03/95/3 p,144
4 文化点描 石川郷土史学会∥編 石川県図書館協会 1955.7 K080/4/3 p,73-85 加賀鳶談義
5 百万石遠鏡 八田 健一∥著 石川県図書館協会 1961.2 K080/7/2 p,46-50 加賀鳶
6 金沢の火事と加賀鳶展 金沢市立玉川図書館近世史料館∥[編] 金沢市立玉川図書館近世史料館 2001.4 K068/1001/001-2
7 石川県消防史 石川県消防史編纂委員会∥編 石川県消防協会 1961.7 K317/22 p,16-22
8 加賀鳶と梯子登りのあゆみ 加賀とびはしご登り保存会∥編 加賀とびはしご登り保存会 1994.3 K385/85 p,11-
9 可観小説 前編 青地 礼幹∥著 日置 謙∥校訂 金沢文化協会 1936 K080/2/5 p,67-70
10 風俗画報 第179号 明治文献 1974.9 380.5/9/7-179 p,8-9
11 江戸火消年代記 藤口/透吾?編著 創思社 1962 317.7/77 p,139-150,217-222
12 石川県消防史 続編 石川県消防史編さん委員会∥編 石川県消防協会 1989.3 K317/22/2
13 加賀鳶はしご登り 加賀鳶はしご登り保存会∥編 加賀鳶はしご登り保存会 1980.7 K385/25
14 加賀松雲公 上 近藤 磐雄∥著 羽野知顕 1908 K288.5/50/1 p,618-625
キーワード
(Keywords)
加賀鳶
火消し
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000165319解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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