レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20161202
- 登録日時
- 2019/04/12 00:30
- 更新日時
- 2019/04/17 00:30
- 管理番号
- 徳参20161201
- 質問
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解決
郵便局で販売している年賀状に「春聲」という言葉が使われていた。恐らく漢詩や和歌からとった祝いの言葉だと思うが、出典を知りたい。
- 回答
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A.『日本国語大辞典(第2版)第6巻(さこう-しゆんひ)』日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001.6
p.1477 春声の項あり。
「鳥・水などの春の声、音。菅家文草(900頃)五・早春侍内宴、同賦開春楽」
B.『日本古典文学大系 72:菅家文草』岩波書店 1966
p.393-394 早春侍内宴、同賦開春楽、應製
「縱使春聲天地滿 縱使春聲の天地に滿てりとも」
- 回答プロセス
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・『言葉選びのための賀詞・名句ハンドブック』木耳社編集部/編 木耳社 2003.10
・『古典名跡による賀詞・吉語集』木耳社編集部/編 木耳社 2003.10
など、賀詞について書かれた資料を探すが、「春聲」「春声」どちらも記載がなかったため、
一般的な国語辞典を探す。
- 事前調査事項
- NDC
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- 文章.文体.作文 (816 8版)
- 参考資料
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- 日本国語大辞典(第2版)第6巻(さこう-しゆんひ) (813.1ニツ6p.1477日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001.6)
- 日本古典文学大系 72:菅家文草 (918ニツ51-72p.393-394岩波書店 1966)
- キーワード
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- 賀詞 日本語 語源
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000254768