レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1993/08/11
- 登録日時
- 2005/02/11 02:28
- 更新日時
- 2018/02/21 15:05
- 管理番号
- 埼久-1993-067
- 質問
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解決
魚のニジマスの表面のぬるぬるは何なのか。
- 回答
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『調理科学事典』(河野友美編集 医歯薬出版 1990)
p423〈ぬめり〉の項「魚類などの表面にある粘質物のこと。動物性のものはたんぱく質が主体である」とあり。
『岩波科学百科』(岩波書店編集部編 岩波書店 1989)
p919 〈粘液〉の項 「動植物体にひろく分布する、粘液線という外分泌腺でつくられる。体表を保護したり、からだの移動をスムーズにしたり、感覚に役だてたりしていると考えられている。粘液の成分は動物によってちがうが、主成分は糖タンパク質である。」
『魚の博物事典』(末広恭雄〔著〕 講談社 1989)
p573 Q ウナギなどにあるぬるぬるしたものは何ですか
「タンパク質の一種でムチンという物質です。敵につかまりにくいという点で身を守るのに役立ちます。」
備考欄に追記あり(2018/02/21)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 脊椎動物 (487 9版)
- 参考資料
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- 『調理科学事典』(河野友美編集 医歯薬出版 1990)
- 『岩波科学百科』(〈岩波書店編集部編 岩波書店 1989)
- 『岩波科学百科』(〈岩波書店編集部編 岩波書店 1989)
- キーワード
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- ニジマス
- 魚
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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一般の方より情報提供あり(2018/02/21)。以下、提供情報。
丑田公規著「クラゲの有効活用の限界とムチンの化学」(「化学と教育 65巻 5号」p228-231 日本化学会 2017)(国会図書館所蔵)
ムチンについての記述あり。
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000016359