1.福島県内の「大区小区制の付与番号と地域」について
(1)『福島県史 第4巻 通史編 近代Ⅰ』福島県 1971
第1章 第1節 藩体制の解体と福島県の成立
p.12-17「3 大区小区制」
三県(福島・若松・磐前)合併前の区制についての説明があります。
p.17-24「4 福島県の成立」
三県合併後の区制についての説明。大区について付与番号と地域名、及び小区数が掲載されています。
(2)『福島県政治史 上巻 復刻版』諸根樟一/〔ほか〕共著 1982
p.120-148「第二編第二章第五節 三 大小区制」~「第二編第三章第二節 三 旧磐前県内九区に改定」
旧3県における区制の説明があります。
p.149-150「第二編第三章第二節 四 旧三県下区数統一」
3県合併後の区制についての説明があります。
2.福島県内の「大区小区制の設定期間」について
(1)『福島県史 第4巻 通史編 近代Ⅰ』福島県 1971
p.12に以下の記述があります。
「旧福島県・磐前県が明治五年三月、若松県は翌年一月に、大区小区制を設け、区会所をおいた。」
また、p.36に以下の記述があります。
「三新法の公布により、福島県においても、翌〔明治〕十二年一月、区制を廃止して郡村制を復活し、新たに郡長を任命した(後略)」
以下の資料も参照しましたが、有用な情報は得られませんでした。
『大系日本 福島〔1〕歴史と政治』コーキ出版 1979
『近代史研究 6』 福島近代史研究会 1983
p.1-18「大区小区制と区会議について」
『いわき市教育文化事業団研究紀要 第4号』いわき市教育文化事業団 1992
p.41-69「磐前県の大区小区制と地方民会覚書」