【調査結果(福島県立図書館所蔵に限る。★が付いているものは貸出不可。)】
・「日本文章学院」の概要、活動内容、沿革について、以下の資料に記載があることを確認。
『日本近代文学大事典 第4巻 事項』★(日本近代文学館/編 講談社 1977.11 資料番号:300111846)
→p.453の「文学講座」の項目に活動内容の記述あり。
『日本近代文学大事典 第5巻 新聞・雑誌』★(日本近代文学館/編 講談社 1977.11 資料番号:300111853)
→p.392の「文章倶楽部」の項目に沿革に関する記述あり。
『新潮社四十年』(新潮社出版部/編 新潮社 1936.11 資料番号:301852174)
→p.43,44に概要、活動内容、沿革に関する記述あり。
『「文章倶楽部」総目次・索引 大正5年5月〜昭和4年4月』★(佐久間保明/編 不二出版 1985.6 資料番号:300919370)
→p.2に活動内容、沿革に関する記述あり。
上記の資料からの情報をまとめると、「日本文章学院」は新潮社と同じ社屋にあった作文指導を行う機関であったようです。
詳しい活動内容や発行誌、組織の変遷等については上記の該当資料をご覧下さい。
役員に関する記述は確認できませんでしたが、日本文章学院が発行していた「文章講義録」で勉強をしたという人物の記述が、以下の資料よりみられました。
『日本近代文学大事典 第3巻 人名(に~わ)』★(日本近代文学館/編 講談社 1977.11 資料番号:300111853)
→p.52の土師清二の項目