レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年07月26日
- 登録日時
- 2019/09/02 00:30
- 更新日時
- 2019/09/27 10:13
- 管理番号
- 秋田-2315
- 質問
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解決
特定の時間帯(夜8時頃)トイレに立つと、急に死ぬのが怖くなる。病気や怪我などもなく健康で、近いうちに死ぬような身体的状況ではないが、特に夜になると急に死ぬのがイヤで怖く、心臓がバクバクしてそれしか考えられなくなる。この症状をタナトフォビアと言うらしいが、タナトフォビアやそれに関するような資料はあるか。
- 回答
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以下の資料を案内。
『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』(前野隆司/著、講談社、2013、114.2/マシ)資料番号:123237828
『死者のいた場所、餓死・孤独死・介護』(松井計/著、扶桑社、2012、916、マシ)資料番号:123232050
『人生論』(トルストイ/著、岩波書店、1994、984/トジ)資料番号:120920285
『死はこわくない』(立花隆/著、文藝春秋、2015、490.1/タシ)資料番号:123533226
『なぜ死ぬのが怖いのか?禅僧、漢方医と“生・病・死”を語る』(横田南嶺/著、PHP研究所、2017、188.8/ヨナ)資料番号:123765828
『死とは何か さて死んだのは誰なのか』(池田晶子/著、毎日新聞社、2009、104/イシ)資料番号:122890361
『「死」を哲学する』(中島義道/著、岩波書店、2007、114.2/ナシ)資料番号:122736010
- 回答プロセス
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所蔵資料検索にて“タナトフォビア”キーワード検索。
該当資料なし。
国立国会図書館NDLサーチにて“タナトフォビア”“死恐怖症”キーワード検索。
該当資料なし。
“NDC493(神経症)”の書架ブラウジング。
該当資料なし。
“NDC490(医学哲学)”や“NDC114(心身論・人生論・生死)”の棚を中心に書架ブラウジング。
以下の資料該当
『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』(前野隆司/著、講談社、2013、114.2/マシ)資料番号:123237828
→哲学・進化生物学・幸福学などの学問をもとに、人間の死についての記載あり。
『死者のいた場所、餓死・孤独死・介護』(松井計/著、扶桑社、2012、916、マシ)資料番号:123232050
→P231 ルポルタージュ形式で、著者の“タナトフォビア”体験談の記載あり。
『人生論』(トルストイ/著、岩波書店、1994、984/トジ)資料番号:120920285
→P162-P168 第二十七章 死の恐怖とは人生の未解決の矛盾の意識にすぎない
→P168-P177 第二十八章 肉体の死は空間のうちにある肉体と時間のうちにある意識を滅ぼすが、生命の根源をなすものー個々の存在の世界への特定の関係ーを滅ぼすことはできない
→P177-P181 第二十九章 死の恐怖は、人々があやまった人生観によって、限られた人生の一小部分を人生ととりちがえることから生じる
各章に“死”への考察の記載あり。
『死はこわくない』(立花隆/著、文藝春秋、2015、490.1/タシ)資料番号:123533226
→哲学や自身の体験をもとに、人間の死についての記載あり。
『なぜ死ぬのが怖いのか?禅僧、漢方医と“生・病・死”を語る』(横田南嶺/著、PHP研究所、2017、188.8/ヨナ)資料番号:123765828
→第1章に作者の死への恐怖に対する考え方などの記載あり。宗教、仏教的な考え方と併せた内容。
『死とは何か さて死んだのは誰なのか』(池田晶子/著、毎日新聞社、2009、104/イシ)資料番号:122890361
→哲学をもとに、“死“への考察の記載あり。
『「死」を哲学する』(中島義道/著、岩波書店、2007、114.2/ナシ)資料番号:122736010
→哲学をもとに、“死”への考察の記載あり。
- 事前調査事項
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『フィーリングGoodハンドブック』調査済み
- NDC
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- 哲学 (1)
- 自然科学 (4)
- 文学 (9)
- 参考資料
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- 「死ぬのが怖い」とはどういうことか前野 隆司/著講談社
- 死者のいた場所松井 計/著扶桑社
- 人生論トルストイ/著岩波書店
- 死はこわくない立花 隆/著文藝春秋
- なぜ死ぬのが怖いのか?横田 南嶺/著PHP研究所
- 死とは何か池田 晶子/著毎日新聞社
- 「死」を哲学する中島 義道/著岩波書店
- キーワード
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- タナトフォビア(タナトフォビア)
- 生死(セイシ)
- 人生論(ジンセイロン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵・所在調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000260741