レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月31日
- 登録日時
- 2016/12/18 16:59
- 更新日時
- 2017/12/21 14:10
- 管理番号
- tr448
- 質問
-
解決
栃木県の財政状況が分かる資料が見たい。
- 回答
-
栃木県の財政状況を確認できる主な資料は次のとおりです。
・『栃木県歳入歳出決算書』(栃木県/編・発行)
議会資料として年1回発行されるものです。
一般会計と特別会計に分け、すべての科目の歳入歳出決算書を確認できます。
昭和26年分から最新までを所蔵しています。(欠号あり)
・『栃木県の財政』(栃木県/編・発行)
栃木県県公報号外として、年2回発行されるものです。
予算と執行状況、上半期・下半期ごとの財政の推移について確認できます。
上半期発行分には、「当該年度当初予算のあらまし」、「前年度下半期の財政の推移」、「前年度予算の執行状況」、「県民負担のあらまし」、「県債及び県有財産のあらまし」、下半期発行分には「当該年度上半期の財政の推移」、「当該年度予算の執行状況」、「前年度決算のあらまし」、「県民負担のあらまし」、「県債及び県有財産のあらまし」の項目が設けられています。
第56回(昭和51年12月)から第118回(平成19年6月)まで所蔵しています。
・『栃木県統計年鑑』
県の総合的な統計資料として年1回発行されるものです。
「財政・租税」の項があり、科目別歳入歳出決算額、款項別歳入歳出決算額 等を確認することができます。また県内市町の状況についても、市町村別歳入決算額等を確認することができます。
昭和30年から最新までを所蔵しています。(欠号あり)
前身の『栃木県統計書』については、明治20~25年、明治44~昭和29年を所蔵しています。
・『栃木県史 史料編 近現代2』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1977)
巻末「栃木県財政表」で、明治12年度から明治30年度までの財政状況について確認できます。(p.1-56)
・『栃木県会沿革誌』(栃木県/編 栃木県 1897)※自館複製資料
「第二章 地方經濟」で、明治12年度から明治30年度までの財政状況について確認できます。(p.116-451)
・『栃木県会沿革誌』(栃木県/編、発行 1911)
「第二章 縣財政」で、明治30年度から明治43年度までの財政状況について確認できます。(p.159-638)
・『栃木県議会史』第1-4巻(栃木県議会図書委員会/編 栃木県議会 1983-1989)
明治11年府県会規則が制定されてから、昭和22年に地方自治法が制定されるまでの期間について、県議会の変遷をまとめた資料です。
明治12年の第1回通常県会から、議事の記録の中で予算の状況等を確認することができます。ただし、初期の議事については、出典となる「県会日誌」に欠号があることから記載内容が十分でない時期もあるとのことです。
なお、近年の状況については栃木県公式ホームページで確認することができます。
サイト内に「財政・人事」のページがあり、「財政健全化」「予算」「決算」「財政分析」「人事」の項目で、それぞれ関係資料を公開しています。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/kensei/zaisei/index.html (平成28年11月8日確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方財政 (349)
- 行政 (317)
- 参考資料
- キーワード
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- 栃木県
- 栃木
- 財政
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000203558