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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
6001046940
事例作成日
(Creation date)
2020/10/22登録日時
(Registration date)
2020年12月12日 00時30分更新日時
(Last update)
2020年12月12日 00時30分
質問
(Question)
アイスランドのシンクヴェトリルにあるギャオについて知りたい。また、その写真も見たい。
回答
(Answer)
アイスランドのシンクヴェトリル国立公園にあるギャオは、ギャウやアルマンナギャウともよばれ、ユーラシアプレートと北米プレートの境界のひとつです。また、この場所で930年から1798年まで全島集会「アルシング」が開かれていたことから、シンクヴェトリル国立公園は2004年に世界文化遺産に登録されています。
以下の資料に掲載されていました。

・『世界の火山百科図鑑』(マウロ・ロッシ[ほか]/著 柊風舎 2008.6)
「はじめに」(p.8-19)に「シンクベトリル(アイスランド)の裂け目」の写真が掲載され、次の記述があります。
「北米プレートとユーラシアプレートの境界のひとつである。裂け目の幅は約10m。」(p.11)

・『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章(エリア・スタディーズ)』(小澤実/編著 明石書店 2016.3)
第9章にコラム3「世界遺産(3)シングヴェトリル国立公園」が掲載されています。(p.83-85)
「シングヴェトリル国立公園は首都レイキャヴィークの北東45キロメートル、車で40分ほどの場所にある。(中略)シングヴェトリルが世界的に有名なのは、まず「アルマンナギャウ」(Almannagja,大地の裂け目)のおかげだろう。シングヴェトリルはユーラシアプレートと北米プレートが衝突し、向かい合う絶壁を地上に出現させている非常に珍しい景観の場所なのである」とあり、その写真が掲載されています。(p.83-84)
また、2004年にシングヴェトリル国立公園が世界文化遺産に登録された主な理由としては、その特異な自然環境が理由ではなく、「この場所で930年頃から1798年まで、全島集会「アルシング」(中略)が開催されていたからである。」とあり、その内容について記されています。(p.84-85)

・『ヨーロッパの温泉保養地を歩く』(阿岸祐幸/著 岩波書店 2006.12)
「アイスランドの温泉保養地」(p.125-134)に「ギャウ」の項があり、次の記述があります。
「火山、地震活動などの地殻変動を、統一的に説明するプレートテクトニクス理論によると、アイスランドは東に移動しているユーラシアプレートと、西に動いている北米プレートの境目に位置しています。その証拠として、「地球の割れ目(ギャウ)」を観察することができます。地球内部から上昇してくるマントルの流れが、この下で向きを変えて水平に分かれて進むためにできる大きな割れ目です。このため、アイスランドの国土は、毎年わずかずつ東西に広がっているのです。ギャウはレイキャビクから内陸へ五〇kmほど入ったシングベットリール国立公園内にあり、地表で観察できるのはアフリカの一ヵ所とここだけ。(後略)」(p.128-129)
また、「迫力のある地球の割れ目「ギャウ」」と解説のある写真が掲載されています。(p.132)

・『ぜんぶわかる世界遺産:大地の神秘と人類の祈り 上 ヨーロッパ/アフリカ』(成美堂出版編集部/編 成美堂出版 2013.10)
「北欧」(p.153-166)に「シンクヴェトリル公園 アイスランド」が掲載されています。
「シンクヴェトリルには、大陸プレートの境目ほか、火山、温泉、湖など雄大な自然が展開する。ここはまた、アイスランド建国の聖地でもある。」とあり、「全島集会「アルシング」」について記されています。(p.164)
また、「シンクヴェトリルでは、「ギャオ」とよばれる、地表に現れた大陸プレートの割れ目を見ることができる。」と解説のある写真が掲載されています。(p.164)

・周剣生「世界遺産を撮る(197)シングヴェトリル国立公園 : アイスランド 文化遺産(2004年登録) 」『週刊ダイヤモンド』108(13)〈4820〉(ダイヤモンド社 2020.3.28)p.122
シングヴェトリル国立公園内のギャオの写真と解説が掲載されており、次の記述があります。
「ここはユーラシアプレートと北米プレートの境目で、断崖の上はユーラシアプレート、下のアルシング旧跡は北米プレートの上にある。その割れ目は今も毎年2センチメートルのスピードで分離しているという。」とあり、「全島集会「アルシング」」について記されています。

・『地球ウォッチング:地球の成り立ち見て歩き』(古儀君男/著 新日本出版社 2013.11)
第1章1「プレートが誕生する中央海嶺の島 アイスランド」に「6 シングヴェトリル」が掲載されています。(p.17-18)
大地の裂け目について、「この場所こそがまさに中央海嶺の中心部分(中軸部)なのだ。プレートが新たに誕生し、引き裂かれていく現場だ。細長い裂け目は「ギャオ」と呼ばれ、そこには地下水が湧き出し美しい水をたたえている(後略)」とあり、全島集会が行われていた議会跡やプレートの境界について記されています。
また、図1・10「神秘的な水をたたえた大地の割れ目「ギャオ」」、図1・11「シンクヴェトリルの大地溝帯の岩壁と議会跡」、図1・12「シンクヴェトリルの大地溝帯。左側が北米プレート」の写真が掲載されています。

・『アイスランド:絶景と幸福の国へ(NATIONAL GEOGRAPHIC)』(椎名誠/著 日経ナショナルジオグラフィック社 2015.1)
巻末の図版に「930年、世界初の民主議会が開かれた南部シングベトリルのプレートの割れ目。この東側がユーラシアプレート、西側が北米プレートだ。」と解説のある写真が掲載されています。(ページ付なし)

[事例作成日:2020年10月23日]
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地球科学.地学  (450 10版)
参考資料
(Reference materials)
世界の火山百科図鑑 マウロ・ロッシ∥[ほか]著 柊風舎 2008.6 (8-19、11)
アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章 小澤/実‖編著 明石書店 2016.3 (83-85)
ヨーロッパの温泉保養地を歩く 阿岸/祐幸∥著 岩波書店 2006.12 (128-129,132)
ぜんぶわかる世界遺産 上 成美堂出版編集部∥編 成美堂出版 2013.10 (164)
週刊ダイヤモンド ダイヤモンド社 ダイヤモンド社  第108巻 13号 4820号 (2020-3/28) (122)
地球ウォッチング 古儀/君男∥著 新日本出版社 2013.11 (17-18)
アイスランド 椎名/誠‖著 日経ナショナルジオグラフィック社 2015.1
キーワード
(Keywords)
アイスランド(アイスランド)
地形(チケイ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000290582解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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