レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年8月6日
- 登録日時
- 2021/08/07 12:34
- 更新日時
- 2021/08/19 12:16
- 管理番号
- 県立長野-21-077
- 質問
-
解決
世界遺産の王立キューガーデンの大温室(パームハウス)の内部構造、写真、形状等についての資料を教えて欲しい。
- 回答
-
次の資料を紹介した。
<1ページ程度までの説明・写真(以下「概説」)があるもの>
・『世界遺産事典 2020改訂版』 古田陽久著 シンクタンクせとうち総合研究機構 2019.9 【709/フハ/’20】 p.111
・『地球の歩き方 A03 ロンドン』 地球の歩き方編集室編 ダイヤモンド・ビッグ社 2018.3 【290.9/チキ/1-3】 p.140
・『ユネスコ世界遺産年報 No.9(2004)』 日本ユネスコ協会連盟編 日本ユネスコ協会連盟 2003.1 【709/ニホ/9】 p.26
・『21世紀世界遺産の旅』 小学館 2007.12 【709/ニジ】 p.127
・『ロンドン事典』 蛭川久康編著 大修館書店 2002.7 【233.3/ヒヒ】 p.412-413
・『言語都市・ロンドン 1861-1945』 和田博文ほか著 藤原書店 2009.6 【233.3/ワヒ】 p.609
・『日本の植物園・世界の植物園』 朝日新聞社編 朝日新聞社 1979.3 【470/28】 p.81
<概要、施設の概要・規模等の説明があるもの>
・『日本の植物園』 岩槻邦男著 東京大学出版会 2004.6 【470.76/イク】 p.182-192
<施設配置図の掲載があるもの>
〔現在〕
・『ロンドン歴史地図』 ヒュー・クラウト編 東京書籍 1997.3 【233.3/クヒ】 p.142-143
〔18世紀後半及び19世紀半ば〕
・『植物園の世紀 イギリス帝国の植物政策』 川島昭夫著 共和国 2020.7 【470.76/カア】 p.28-30
<内部構造・写真や平面図・形状図についての記述があるもの>
・『イギリスの産業遺産』 片木篤/文 柏書房 2017.5 【602.33/カア】 p219-220、234-237
・『構造物の技術史 構造物の資料集成・事典』 藤本盛久編著 市ヶ谷出版社 2001.10 【510.2/フモ】 p.522-523
・『フレッチャー図説世界建築の歴史大事典 建築・美術・デザインの変遷』 ダン・クリュックシャンク著 西村書店 2012.11 【520.2/クダ】 p.1178、1182
・『愛知学院大学文学部紀要 第47号(2018.3) 「19世紀中葉イギリスにおける温室の社会的意義―キュー植物園のパーム・ハウス(1848)建設を通して―」』 芝奈穂著 【P/584/47】 p.17-26
<他館所蔵で参考になりそうなもの>
・『世界建築大全=Architecture a visual history:より深く楽しむために』 ジョナサン・クランシー著 日東書院本社 2016.11
・『英国キュー王立植物園=Royal Botanic Gardens,Kew:庭園と植物画の旅(コロナ・ブックス;216)』 平凡社 2019.4
・『イギリス庭園紀行 上』 邸景一ほか著 日経BP企画 2006.3
・『はじめての英国流園芸テクニック:世界遺産キューガーデンに学ぶ』 館林正也著 講談社 2016.11
キューガーデンの温室は複数存在し、その中で最大のものは「テンパレート・ハウス」と呼ばれ、「パーム・ハウス」の2倍の大きさ(長さ190m)である旨の記述がある。
・『植物たちの救世主』 カルロス・マグダレナ著 柏書房 2018.7【470/マカ】 p.106-107巻写真注釈
キュー王立植物園の公式ホームページ(英語版)
「Virtual tour:Inside our Palm House」は、youtubeで視聴することができる。
- 回答プロセス
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1 「キューガーデン」、「植物園」、「パームハウス」、「世界遺産」をキーワードに、当館及び国立国会図書館の所蔵資料について検索し、当館所蔵分については内容を確認した。要望内容の全てを満たす資料は確認できなかったが、以下の充足条件ごとに資料をまとめ紹介した。国立国会図書館、他公立図書館での所蔵がある資料も紹介した。
2 「パームハウス」を大温室として調査依頼があったが、『ロンドン歴史地図』 ヒュー・クラウト編 東京書籍 1997.3 【233.3/クヒ】 p.142-143 のキューガーデン施設配置図を確認したところ、温室が複数存在し、「パームハウス」より大きいと思われる温室が確認できた。『植物たちの救世主』 カルロス・マグダレナ著 柏書房 2018.7 【470/マカ】 p.106-107間写真注釈 に、キューガーデンの温室は複数存在し、その中で最大のものは「テンパレート・ハウス」と呼ばれ、「パーム・ハウス」の2倍の大きさ(長さ190m)であるとの記述が確認できたことから、これを紹介した。
3 「パーム・ハウス」の内部構造がわかる資料の要望であったが、当館所蔵資料のみでは限定的であることから、画像資料としてキュー王立植物園の公式ホームページ(英語版)及び当該施設の動画(youtube)を紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 植物園
- キューガーデン
- パームハウス
- 世界遺産
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 所蔵調査 所蔵機関調査
- 内容種別
- 言葉 地名
- 質問者区分
- 高校生 図書館
- 登録番号
- 1000302915