レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/10/02
- 登録日時
- 2019/12/15 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M19100215008063
- 質問
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ニュージーランドの民族別の人口構成が知りたい。
- 回答
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①『世界の統計 2019』には、2006年のデータで、ニュージーランド・ヨーロピアンが59.1%マオリ人が14.0%とある。
②『データブックオブ・ザ・ワールド Vol.30(2018)』には、2006年のデータで、ヨーロッパ系67.6%、先住民マオリ人14.0%、アジア系9.2%(中国3.5%、インド2.5%)、太平洋系6.9%(サモア3.3%、クック諸島マオリ1.4%、トンガ1.3%)とある。
③『ARCレポート ニュージーランド 2018/19年版』によると、人種別構成は民族的にも社会的にも多様なグループから成り立っており、欧州系とマオリ系が人口の2大グループである。2006年のデータでみると、ヨーロッパ64.8%、マオリ14.0%、大洋州6.6%、アジア8.8%、中東・中南米・アフリカ0.9%とある。また、2013年のデータでは、ヨーロッパ70.0%、マオリ14.1%、大洋州7.0%、アジア11.1%、中東・中南米・アフリカ1.1%とある。
①②③のデータはすべて複数回答を含むため、合計とは合致しない。
④『国勢調査から考える人種・民族・国籍』によると、ニュージーランドの国勢調査におけるエスニック集団についての質問では、「ニュージーランド・ヨーロッパ人」「マオリ」「サモア人」「クック諸島マオリ」「トンガ人」「エウニ人」「中国人」「インド人」「その他(たとえばオランダ人、日本人、トケラウ人)」の8項目の選択肢がある。そして、1986年から複数のエスニック集団を選択することを可能としており、2006年の国勢調査で2つ以上のエスニック集団を選択した人の割合は9.9%で、人口の約1割が複数のエスニック集団からの出自であると回答している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 統計 (350 9版)
- 参考資料
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①総務省統計局『世界の統計 2019』 総務省統計局,2019,280p. 参照はp.43.
②『データブックオブ・ザ・ワールド Vol.30(2018)』 二宮書店,2019,479p. 参照はp.467-468.
③ARC国別情勢研究会『ARCレポート ニュージーランド 2018/19年版』 ARC国別情勢研究会,2018,148p. 参照はp.113-114.
④青柳まちこ『国勢調査から考える人種・民族・国籍』 明石書籍,2010,236p. 参照はp.75-89,178-185.
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①総務省統計局『世界の統計 2019』 総務省統計局,2019,280p. 参照はp.43.
- キーワード
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- ニュージーランド 人口 民族 人種 エスニック 統計 国勢調査
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019100215010008063
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000270343