以下の資料に関連の記述を確認しました。
■所蔵資料
・『未来への学力と日本の教育 9』(明石書店 2008)
p.154-174 「第2章 欧米の幼児教育・保育改革」の「ニュージーランド「テファリキ」に基づきすすむ改革」項に、ニュージーランドの乳幼児統一カリキュラム「テ・ファリキ」について記述があります。
・『ニュージーランドを知るための63章』(青柳まちこ/編著 明石書店 2008)
p.224-228 「Ⅷ 教育・文芸・スポーツ」の「42 就学前の子どもたち」項に、「テファリキ」の4つの原理と5つの要素について記述があります。
■国立国会図書館サーチ
国立国会図書館サーチ(
https://iss.ndl.go.jp/)からキーワード「テファリキ」を検索すると本、記事・論文、デジタル資料が複数確認できました。いくつかは「学術機関リポジトリデータベース」や「J-STAGE」から本文を読む事ができます。
・『「小さな大国」ニュージーランドの教えるもの 世界と日本を先導した南の理想郷』(日本ニュージーランド学会,東北公益文科大学ニュージーランド研究所/編 論創社 2012)
詳細情報に「部分タイトル ニュージーランドの就学前教育から学ぶ日本の「子育て支援」と「幼保一元化」の課題 : 「プレイセンター」と『テ・ファリキ』を手がかりに / 久保田力 [執筆]」とあります。(当館未所蔵)
■新聞のデータベース
キーワード「テファリキ」「テ・ファリキ」を検索したところ次の記事が確認できました。なお、「下野新聞データベース plus 日経テレコン」からは確認できませんでした。
(1)「ヨミダス歴史館」
・2005年5月13日 東京朝刊 神奈2 28ページ「NZの幼児教育モデル 横浜に実践保育施設、親の積極関与など特色=神奈川」
・2012年7月5日 東京朝刊 26ページ「[教育ルネサンス]保育新時代(4)見守りで意欲引き出す(連載)」
「…(略)…ニュージーランドの統一幼児教育カリキュラム「テファリキ」(マオリ語で織物の意)では、保育環境を整える際に考慮するべき点として、「能力を引き出す」「家族・地域」「周囲との関係」などを掲げている。」とあります。
(2)「聞蔵 II(きくぞうツー)ビジュアル」
・2009年4月15日 朝刊 23ページ「(キウイ流子育て ニュージーランドでは:中)「学びの物語」実践中」
「…(略)…96年に作られ、昨年全幼児教育・保育施設で義務化された教育指針「テ・ファリキ(第二公用語のマオリ語で織物の意味)」…(略)…」とあります
・2009年4月16日 朝刊 30ページ「(キウイ流子育て ニュージーランドでは:下)「母子支える教育・福祉」
「…(略)…多様な幼児教育サービスがある。「すべてに共通の教育指針『テ・ファリキ』が、私たちの誇り」と、…(略)…」とあります。また、「日本とニュージーランドの幼児教育・保育制度」図解の中に「テ・ファリキ 国の教育指針」があります。