レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/10/22
- 登録日時
- 2013/09/30 00:30
- 更新日時
- 2013/11/07 13:25
- 管理番号
- 6000001983
- 質問
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解決
イラクの昼夜の温度差についてわかる本はあるか。暑い国とはいえ温度差が大きいと聞いたが、ウールの服を着るのかどうかについて知りたい。
- 回答
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イラクの昼夜の温度差について書かれた本は発見できず。『地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々』にサウジアラビア内陸部の昼夜の温度差があり。また『世界の民族衣装の事典』にイラクの綿や毛の民族衣装の説明があり。
- 回答プロセス
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『理科年表』を調べる。
さらに地理の書架を探し、内容を確認。
『ナショナルジオグラフィック世界の国 イラク』(ほるぷ出版)p8「イラクの気候」には、バグダード・バスラの年平均の最高気温・最低気温があり。最高気温は30℃前後、最低気温は15℃~18度ほど。イラクの暮らしについても記載があるが、服の素材についての言及はなし。
『目で見る世界の国々60 イラク』(国土社)p8「地形」p13-14「気候」には、イラクは国土中央の平原と西部・南西部の砂漠、北東部の山岳地帯の3つの地域に分けることができ、平原の夏は乾燥していて最高気温が40℃を超え48℃以上になることもあること、砂漠の夏の平均気温は30℃台であること、山岳地帯は夏でも涼しく夜はかなり気温が下がることの記載があり。また冬は平原の平均気温が5℃前後、砂漠がマイナス1℃前後、山岳地帯はさらに低いとのこと。しかし昼夜の温度差や服装についての記載はない。
292(地理-アジア)の所蔵資料でイラクの旅行ガイドを検索するが、該当なし。イラクの旅行記である『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)の内容を調べるが、服装については言及なし。
『地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々』(ダイヤモンド社)にはイラクについては記載がないが、p267にサウジアラビア、p302にクウェートの気候があり。とくにサウジアラビアの内陸部について、夏期には日中の気温が45℃を超えるのに対し夜は20℃前後、冬期の夜間には0℃以下に下がりコートが必要なときもあるとのこと。こちらを見ていただく。
さらに『世界の民族衣装の事典』(東京堂出版)を調べたところ、p122-125にイラクの民族衣装についての記載があり。男性も女性も綿の衣服の上に毛織物のコートや薄手のマントをはおることがあるとのこと。こちらも参考に見ていただいた。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『イラク』チャーリー・サミュエルズ/著(ほるぷ出版)
- 『目で見る世界の国々 60』(国土社)
- 『地球の歩き方 E01』地球の歩き方編集室/編集(ダイヤモンド・ビッグ社)
- 『世界の民族衣装の事典』丹野 郁/監修(東京堂出版)
- キーワード
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- イラク
- 気候
- 気温
- 温度差
- 民族衣装
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000137644