レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年04月11日
- 登録日時
- 2021/08/09 15:10
- 更新日時
- 2021/08/28 16:21
- 管理番号
- 神戸図-1581
- 質問
-
解決
アルメニアの国名の由来が知りたい。
- 回答
-
『国旗と国名由来図典』
p.23 「アルメニア 建国の英雄アルメナケの国」
「アーリア系アルメニア人の名に由来。伝説ではカスピ海周辺には、前19世紀頃からハイ族が住んでいて、ハイ族の英雄アルメナケに率いられ分派した一族がアルメニア族と名乗り、後に民族名に使用されたといわれる。」
『最新世界各国要覧』12訂
p.214「アルメニア」
「アーリア系アルメニア人の名に由来し、自国ではハイアスタンと呼ぶ。伝説によれば、紀元前9世紀頃ハイ族から分派して建国した族長アルメナケの名にちなむといわれている。」
『新アルメニア史 人類の再生と滅亡の地』
p.51-55「アルメニアという名称」
p.53「アルメニアという名称は、前記ヘレニズム時代のギリシアの地理学者ポントスのアマセイアのストラボーンの『地理』十七巻中に「……テッサリアのアルメニオンという都市にいた住民アルメノスをもととする……」となっている。」とある。
p.54「最近の学説では、『太陽』を意味するアルメニア語がアーレヴであり、アルという接頭辞がここから派生して…(中略)…後に地名を表すラテン語接尾辞の-iaがついて『アルメニア』という名称になったものだという解説がなされている。」とある。
『アルメニアを知るための65章』
p.25-27「民族形成は古代に遡る」
p.25「「アルメニア」は外部呼称で、古代の呼び名「アルメン」がもとになっている。」とある。
その後「アルメン」や「アルメニア」という言葉が出てくる史料の説明がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
-
辻原康夫 監修 , 辻原, 康夫, 1948-. 『国旗と国名由来図典』 出窓社, 2010.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010645239-00 , ISBN 9784931178717 (当館ID PV:7200120853) -
東京書籍編集部 編 , 東京書籍株式会社. 『最新世界各国要覧』 12訂版. 東京書籍, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008225317-00 , ISBN 4487801419 (当館ID PV:7000347365) -
佐藤信夫 著 , 佐藤, 信夫, 1945-. 『新アルメニア史 : 人類の再生と滅亡の地』 泰流社, 1989. (泰流選書)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001980802-00 , ISBN 4884706676 (当館ID PV:0005053320) -
中島偉晴, メラニア・バグダサリヤン 編著 , 中島, 偉晴, 1940- , Baghdasaryan, Melania. 『アルメニアを知るための65章』 明石書店, 2009. (エリア・スタディーズ ; 74)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010214796-00 , ISBN 9784750329895 (当館ID PV:7200094999)
-
辻原康夫 監修 , 辻原, 康夫, 1948-. 『国旗と国名由来図典』 出窓社, 2010.
- キーワード
-
- 地名
- Republic of Armenia
- 意味
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000302979