レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/10/07
- 登録日時
- 2022/10/28 00:30
- 更新日時
- 2022/11/10 13:26
- 管理番号
- 6000066641
- 質問
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解決
公害病であるイタイイタイ病の被害補償として、土壌の入替えが行われたと聞いたが、このことについてわかる本はあるか。
- 回答
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下記の資料を案内した。
- 回答プロセス
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所蔵資料の公害関係(519)の書架を調べ、またキーワード「イタイイタイ病」でも検索。
『死の川とたたかう イタイイタイ病を追って』新版(偕成社)p264-266「イタイイタイ病裁判後の被害救済と環境再生」の項に、汚染農地の土壌復元について記載があり。こちらを確認して帰られた。
このほか、
『戦後日本公害史論』(岩波書店)p250-255にはイタイイタイ病裁判後の公害防止対策について、
『地下水・土壌汚染の基礎から応用』(理工図書)p115-117にはイタイイタイ病の原因となった神通川流域のカドミウム汚染について記載があったが、
いずれも土壌入替えについての詳しい言及はなく、今回はご案内せず。
また『公害・労災・職業病年表』新版(すいれん舎)には1975年までの公害・環境破壊と企業・財界・国・自治体の動き等があるが、
『死の川とたたかう イタイイタイ病を追って』によると裁判決着が1972年、農用地土壌汚染防止法制定が1970年ではあるものの、土壌復元は1979年からの実施で収録範囲外であった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- イタイイタイ病(イタイイタイビョウ)
- 公害(コウガイ)
- 富山県(トヤマケン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000323130